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マイクロフォーサーズの何がいい?小型軽量なカメラシステムのメリットとおすすめ機種をご紹介!

lumix gx7mk3

◆この記事にはPRが含まれています。

マイクロフォーサーズとは、4/3型の撮像素子(イメージセンサー)を採用するミラーレスカメラの規格です。OMデジタルソリューションズとパナソニック(LUMIX)が中心となって開発し、中華性を含め、複数のメーカーやレンズメーカーが参加しています。

マイクロフォーサーズの魅力は、小型軽量で高性能なカメラシステムとして、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されていることです。この記事では、マイクロフォーサーズの良さとおすすめの機種を紹介します。

※記事の最終更新日: 2024年5月1日

 

マイクロフォーサーズの何がいい?そのメリットは?

マイクロフォーサーズカメラで撮影した紅葉

マイクロフォーサーズには、以下のようなメリットがあります。

  • 小型軽量で機動力に優れる
  • 望遠撮影に強い
  • 被写界深度が深くピンボケしにくい
  • 防塵防滴に対応した機種が多い
  • 手ぶれ補正が強力
  • レンズの選択肢が広い
  • 価格が安い

小型軽量で機動力に優れる

マイクロフォーサーズは、コンパクトで軽量なカメラを実現するための革新的な規格です。

このシステムは、4/3型(17.4×13.0mm)の小さな撮像素子を使用し、ミラーレスカメラの設計を前提としています。従来のフルサイズ(約36.0×24.0mm)やAPS-C(約23.5×15.6mm)センサーと比較して、そのコンパクトさが際立ちます。

例えば、OMデジタルソリューションズの最先端モデル「OM-1」とキヤノンの「EOS R5」を比べると、OM-1はサイズも重さも一回り小さく、100g以上軽いことがわかります。

マイクロフォーサーズは、レンズも小型です。

フルサイズ用レンズと同じ画角で比較すると、マイクロフォーサーズ用レンズはより小さく、より軽いです。

これは、特に長時間の移動や風景撮影において、持ち運びの負担を減らし、小さなバッグにも収まるため、非常に便利です。

望遠撮影に強い

撮像素子のサイズが小さいことで、画角が狭くなります。

具体的には、マイクロフォーサーズのセンサーは35mmのフルサイズと比較して対角線の長さが半分です。

これにより、レンズの焦点距離が実質的に倍増し、例えば100mmレンズを使用した場合、200mmレンズと同等の画角を得ることができます。

これは、野生動物や鳥類の撮影、スポーツイベントなど、遠くの被写体をクローズアップするシーンで非常に有利です。

狭い画角が求められるこれらの撮影環境では、マイクロフォーサーズシステムはその真価を発揮し、撮影者にとって強力なツールとなります。

軽量で持ち運びやすいことも相まって、長時間の撮影や移動が伴う場面でも、撮影者の負担を軽減します。

マイクロフォーサーズは、サイズの小ささがもたらす利点を活かし、撮影の幅を広げるための鍵となるでしょう。

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被写界深度が深くピンボケしにくい

マイクロフォーサーズのミラーレスカメラを使ってみると、その高画質に驚かされます。

レンズの優れた性能と、画面全体にわたる解像度の均一性が、鮮明な写真を実現しています。

ダイナミックレンジも、極端な明るさの調整を必要としない限り、日常の撮影には十分です。

フルサイズやAPS-Cセンサーとの比較では、確かにそれらが優れている面もありますが、マイクロフォーサーズが画質で劣るというわけではありません。

また、ボケが少ないという特性は、風景撮影などで深い被写界深度が求められる場合には大きな利点となります。

絞りをあまり使わずに済むため、暗い環境でもシャッタースピードを確保しやすくなります。

小さい撮像素子がもたらすこれらのメリットは、撮影の多様性を広げ、新しい表現の可能性を開くものです。

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防塵防滴に対応した機種が多い

マイクロフォーサーズのカメラやレンズは、防塵防滴に対応した機種が多くあります。

これにより、雨や雪、砂埃などの悪条件下でも安心して撮影できます。

手ぶれ補正が強力

マイクロフォーサーズのカメラは、ボディ内手ぶれ補正やレンズ内手ぶれ補正によって、手ぶれを効果的に抑えます。

手持ちでの長時間露光や夜景、動きのある被写体の撮影に適していると言えます。

ただ、最近はフルサイズでも手ぶれ補正が強力な機種が登場していますので、この優位性は徐々に失われつつあるかもしれません...。

レンズの選択肢が広い

マイクロフォーサーズは、カメラの世界に革命をもたらしたミラーレス技術の先駆けです。

2008年にパナソニック(LUMIX)が、続いて2009年にはオリンパス(現OMデジタルソリューションズ)がこの技術を採用した初のモデルを市場に投入しました。

両メーカーは、10年以上にわたる継続的な開発を経て、マイクロフォーサーズ規格のカメラ本体だけでなく、超広角から超望遠まで対応する多彩な交換レンズを提供しています(LUMIXは最近はフルサイズに軸足を置き始めている感じもありますが...)。

マイクロフォーサーズはオープン規格なので、異なるメーカーのレンズを自由に組み合わせて使用することが可能です。

レンズに内蔵された補正データにより、周辺光量の低下や歪曲収差などの問題も自動的に修正されます。

このように、マイクロフォーサーズは、ユーザーにとってより創造的で自由な撮影体験を実現するための強力なツールとなっています。

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価格が安い

マイクロフォーサーズでもフラグシップ機はそれなりの価格がしますが、撮影素子が小さい分、カメラもレンズも価格が全体的に言ってフルサイズのものより安いです。

マイクロフォーサーズのメリットまとめ

マイクロフォーサーズは、小型軽量で高性能なカメラシステムとして、初心者からプロまで幅広いユーザーに魅力的な規格です。

望遠撮影や被写界深度やピンボケしにくいというメリットを活かせます。

 

マイクロフォーサーズはどの機種がいい?

マイクロフォーサーズカメラのイメージ画像

マイクロフォーサーズのカメラは、OMデジタルソリューションズとパナソニックが主に展開しています。

ここでは、それぞれのメーカーから、おすすめの機種を紹介します。

OMデジタルソリューションズ

OMデジタルソリューションズは、オリンパスのカメラ事業を引き継いだ会社です。

マイクロフォーサーズのカメラは、「OM SYSTEM」というブランド名で展開しています。

おすすめの機種は以下の通りです。

OM-1

フラッグシップモデルで、高速性能や高画質、高耐久性を備えたプロ仕様のカメラです。

高速AFや高速連写、高画質モード、防塵防滴、強力な手ぶれ補正(「5軸シンクロ手ぶれ補正」で最大8.0段、ボディ単体で最大7段の補正効果)などの機能が搭載されています。

詳しく、以下の記事でも解説しています。

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OM-5 

中級者向けのモデルです。

高速AFや高速連写、高画質モード、防塵防滴、強力な手ぶれ補正(「5軸シンクロ手ぶれ補正」で最大7.5段、ボディ単体で最大6.5段の補正効果)などの機能が搭載されています。

 

 

E-M10 Mark IV

初心者向けのモデルで、軽量で使いやすいカメラです。

高速AFや高速連写、4K動画、自撮りモード、5軸4.5段の手ぶれ補正などの機能が搭載されています。

 

 

パナソニック(LUMIX)

パナソニックは、マイクロフォーサーズのカメラを「LUMIX Gシリーズ」というブランド名で展開しています。

おすすめの機種は以下の通りです。

LUMIX DC-GH6

動画撮影に強いハイエンドモデルで、5.7K 60pの高解像動画記録や、4K 120p/フルHD 240pのハイフレームレート撮影などが可能。

高速AFや高速連写、防塵防滴、手ぶれ補正(5軸7.5段)などの機能が搭載されています。

 

 

LUMIX DC-G9PROII

静止画撮影に強いハイエンドモデルで、高画質モードや高速連写、防塵防滴、強力な手ぶれ補正(ボディ内手ブレ補正で8段分、望遠側でもレンズとの協調駆動により7.5段分)などの機能が搭載されています。

静止画撮影に強いと言われていますが、実は動画撮影にもかなり使えます。

G9PROIIについては以下の記事でも解説しています。

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LUMIX GX7 Mark III

コンパクトなモデルでストリートフォトに最適です。

詳しく、以下の記事でも解説しています。

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マイクロフォーサーズの注意点

マイクロフォーサーズカメラのイメージ画像

マイクロフォーサーズには、多くのメリットがありますが、一方で、以下のような注意点もあります。

画質に限界がある

撮像素子のサイズが小さいことで、画質には物理的な限界があります。

特に暗所や高感度での撮影では、ノイズが目立ちやすくなります。

また、ボケ味や被写体の立体感を出すのはフルサイズやAPS-Cと比べて難しくなります。

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まとめ

マイクロフォーサーズカメラレンズのイメージ画像

マイクロフォーサーズは、小型軽量で高性能なカメラシステムとして、初心者からプロまで幅広いユーザーに魅力的な規格です。

望遠撮影や被写界深度、防塵防滴、手ぶれ補正、レンズの選択肢などのメリットがありますが、画質に限界があるという注意点もあります。

自分の撮影スタイルや予算に合わせて、最適なカメラやレンズを選ぶことが大切です。

 

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【レビュー】LUMIX DC-G99/G99D メリット,デメリット/評判,口コミ

LUMIX DC-G99

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今回の記事では、今メインで使っている、パナソニックのマイクロフォーサーズのミラーレス一眼「LUMIX DC-G99」(以下、G99)のレビューをしたいと思います。

良かった点と不満に感じた点をご紹介します。

※記事の最終更新日: 2024年4月22日

【結論】LUMIX DC-G99はおすすめか?

【レビュー】LUMIX DC-G99 メリット,デメリット,満足な点,不満な点

最初に結論を言うと、G99はおすすめできるカメラです。

突出した機能はありませんが、全体的に高いレベルでうまくまとまったバランスの良いカメラだと思います。

プロ野球のバッターに例えるなら、3割、20本塁打、80打点といったところでしょうか。

 

 

LUMIX DC-G99の基本スペック

LUMIX DC-G99の基本スペック

LUMIX DC-G99の基本スペック

  • センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
  • 有効画素数:2,030万画素
  • 感度:ISO200~25,600 (拡張: ISO100)
  • 連写:約9コマ/秒(AFS時), 約6コマ/秒(AFC時)
  • 液晶モニター:3型, 124万ドット, バリアングル式
  • ファインダー形式:有機EL(OLED)LVF, 1.48倍
  • ローパスフィルターレス:〇
  • 手ブレ補正:5軸5段
  • 防滴防塵:〇
  • タッチパネル:〇
  • ゴミ取り機構:〇
  • 内臓フラッシュ:〇
  • フォーカスポイント:49点
  • 端子:microUSB2.0, HDMIマイクロ
  • 大きさ:130.4×93.5×77.4mm
  • 重さ:484g
  • 実勢価格:新品130,000円くらい/中古70,000円台~

 

LUMIX DC-G99のメリット

LUMIX DC-G99のメリット

画質が良い

フラグシップ機の「G9PRO」と同等のセンサーを搭載しているらしく、シャープで色味も鮮やか。

ただ、マイクロフォーサーズなのでISOは1600くらいまでに抑えた方が良さそうです。

操作性が優れている

グリップが割と深くて、握りやすいです。

また、ボタンの配置もよく、操作しやすい素晴らしい設計になっていると思います。

手ブレ補正の効きが良い

5軸5段のボディ内手ブレ補正機構が搭載されていますし、LUMIXのレンズ内手ブレ補正付きのレンズとであれば協調駆動をして、より強力な補正効果が得られます。

フォーカス系の機能が便利

撮影後にピントの位置を選べる「フォーカスセレクト」やピントの合う範囲を広げられる「フォーカス合成」の機能が結構便利です。

「ライブビューコンポジット」を搭載。

設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分だけを合成できる「ライブビューコンポジット」という機能が搭載されています。

これは上位グレードの「G9PRO」にもない機能です。

 

LUMIX DC-G99のデメリット

LUMIX DC-G99のデメリット

やや大きくて重い

マイクロフォーサーズのカメラとしては、やや大きくて重い方かなと思います(484g)。

ただ、既述の通り、グリップが深くて持ちやすいので、実際に使ってみるとスペック上の重量よりも軽く感じます。

 

 

G99のSNS上の評判・口コミ

X

 

関連動画: G99 沈黙のレビュー

www.youtube.com

 

G99Dが2022年10月に新発売

G99Dという新機種が2022年10月20日に発売されました。

G99とG99Dの違いは?

G99DはG99の背面の液晶モニターが"124万ドット液晶"から"104万ドット有機EL"に変更されただけのマイナーチェンジとなっています。

 

 

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写真BLOG-白水台公園・東大栗(松山市)で撮影した桜

松山市白水台の桜

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撮影日: 2022年3月30日

2022年も桜の鑑賞を楽しんだ。愛媛県松山市で、最近購入したLUMIX DC-G99を片手に。

※記事の最終更新日: 2024年4月14日

 

G99で撮影した桜の写真

白水台公園

周辺地図

住所:松山市白水台2丁目12

桜の写真

2022年の桜

白水台公園の桜

2022年の桜

白水台公園の桜

2022年の桜

白水台公園の桜

2022年の桜

2022年の桜

※使用機材:LUMIX G99 + LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 

 

東大栗の桜

周辺地図

住所:松山市東大栗町

桜の写真

2022年の桜

東大栗の桜

東大栗の桜

※使用機材:LUMIX G99 + LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6

 

G99のレビュー, 使用感

G99は、重量が約536g(本体、バッテリー、メモリーカード1枚含む)と、マイクロフォーサーズのカメラとしては重い方に入ると思うが、グリップがしっかりしているので軽く感じる。

 

また、ボディがしっかりしていてグリップが深めな分、望遠レンズなどの大きめのレンズを装着しても違和感や不安定感がない。

 

さらに、シャッター速度5段分のボディ内ブレ補正(B.I.S.)も搭載されているので、使い勝手が良く、気に入っている。

 

 

G99のレビュー記事

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【レビュー】PowerShot SX740 HS メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

PowerShot SX740 HS メリット・デメリット, 評判・口コミ

CANON(キャノン)の「PowerShot SX740 HS」は、スマホのカメラが進化している中でも売れて続けているコパクトデジタルカメラ(コンデジ)の1つです。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2024年4月22日

 

PowerShot SX740 HSは販売休止?

PowerShot SX740 HSは、まだ生産終了にはなっていないので、販売休止されているわけではありません。

ただ、おそらくそんなにバンバン生産しているわけではないため、品薄になってしまう時期もあるようです。

このため、「PowerShot SX740 HSは販売中止になった」といった噂が飛び交うことがあります。

 

PowerShot SX740 HSはなぜおすすめ?

PowerShot SX740 HS

※画像引用元: Canon公式サイト

コンデジだからこそ実現できる、スマホにはない強みとは

現在、スマホのカメラのクオリティが向上していることに伴い、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の人気は下がり続け、「オワコン化」していると考えている人は少なくありません。

確かに、スマホできれいな写真を撮れるのであれば、わざわざコンデジを買ったり持ったりする必要性はない、というのが現実です。

ただ、こうした状況でも、スマホにはない強みを持ったコンデジは売れ続けています。

では、コンデジだからこそ持てるスマホにはない強みとは一体何でしょうか?

それは、①高倍率ズーム、②防水・耐衝撃性能、③圧倒的な画質の3つです。

これらの3つの強みのうちどれか1つでも備えているコンデジは、今でも売れ続ける傾向にあります。

PowerShot SX740 HSはこのうちの、①高倍率ズームの機能を備えています。なんと、40倍もの光学ズームができるのです。

 

なお、②防水・耐衝撃性能③圧倒的な画質を強みについているコンデジでおすすめの機種は、以下の記事で解説しています。

 

②防水・耐衝撃性能

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③圧倒的な画質

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高倍率ズーム機能が重宝されるのはなぜか?

記述のとおり、PowerShot SX740 HSには40倍の光学ズーム機能があります。しかも、デジタルズームと組み合わせた「プログレッシブファインズーム」を使えば、約80倍までキレイな解像感のまま撮影できます。

まさに、異次元のズーム性能であり、個性的な画角で撮影でき、写真の表現の幅が非常に広がります。遠くの物も、ドアップで撮影することが可能です。

現在の技術では、ここまでのズーム性能をスマホのカメラに搭載することは事実上不可能です。最新の10万円以上するようなハイエンドのスマホでも、光学ズームは5倍くらいがマックスで、PowerShot SX740 HSの40倍にはほど遠いです。

このため、きれいな写真が撮れるスマホのカメラがあったとしても、それとは別にPowerShot SX740 HSをカバンに入れておく価値があるのです。

 

 

PowerShot SX740 HSの基本スペック

PowerShot SX740 HSの基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
  • 有効画素数:2030万画素
  • 焦点距離:4.3~172mm (フルサイズ換算で24~960mm)
  • 光学ズーム:40倍
  • F値:F3.3~F6.9
  • 感度:ISO100~3200 
  • 最短撮影距離:1cm(標準), 1cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 92.2万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正機構:光学式
  • 端子:マイクロUSB, HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:110.1×63.8×39.9mm
  • 総重量:299g
  • 実勢価格:6万円くらい

 

PowerShot SX740 HSのメリットや魅力

「PowerShot SX740 HSはなぜおすすめ?」でご説明した通り、PowerShot SX740 HSの最大の魅力は、高倍率ズームができることです。

また、「フレーミングアシスト」という高倍率ズームでの撮影をサポートしてもらえる便利な機能も搭載されています。例えば、望遠撮影時に被写体を見失った時に、自動でいったんズームアウトして被写体をスピーディに再発見できます。また、人物の顔が一定の大きさに保たれるように自動でズーム倍率が調整されます。

さらに、被写体を追従する「サーボAF」で最高約7.4コマ/秒の連続撮影が可能となっており、スポーツや動物、乗り物の撮影にもピッタリです。

また、マクロ撮影もできて、最短1cmまで寄れるのもいいですね。

そして、コンパクトであることも大きなメリットです。コンデジつまりコンパクトデジタルカメラなのでコンパクトなのはある意味当たり前なのですが、いつでもどこでも手軽に持って行けて、面白い光景に出会った時にサッと望遠で撮れるというのは魅力的です。

メリットをまとめると、下記のとおりになります。

  • 光学ズーム40倍
  • フレーミングアシスト機能
  • 高速連写
  • マクロ撮影
  • コンパクト

 

 

PowerShot SX740 HSのデメリットや欠点

PowerShot SX740 HSのデメリットや欠点は、画質が最新のハイエンドのスマホと大差ない、もしくは劣るということです。

事実、センサーサイズ(フィルムカメラで言うとフィルムに当たる部分の大きさ)は1/2.3インチと、最新の高価なスマホに搭載されているのものよりも小さいです。

コンパクトなのに高倍率ズームができて、5~6万円というリーズナブルな価格であることを考えると、画質まで求めるのは非現実的かと思います...。

ただ、画質が悪いわけではもちろんなく、一定の水準には達しています。事実、プロのカメラマンでも、このカメラをスナップ撮影に使っていたりします。

デメリットをまとめると、下記のとおりになります。

  • 画質はそこまで期待できない

 

PowerShot SX740 HSの評判や口コミ

PowerShot SX740 HS

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【レビュー】FUJIFILM X100VIはX100Vからどう進化したか?そのメリット・デメリットは?

FUJIFILM X100VI

FUJIFILM X100VIは、X100シリーズの最新モデルです。2024年3月28日に発売されました。

X100Vと比べて、画素数が約1.5倍になった高解像センサー、X100シリーズ初のボディ内手ぶれ補正、最新の被写体検出オートフォーカスなど、各機能が大幅に進化しています。

一方で、高級感のあるデザインやハイブリッドビューファインダーなど、X100シリーズのコンセプトはそのままに継承されています。X100VIは、写真を撮ることをとことん楽しみたいユーザーにおすすめのカメラです。

今回は、このX100VIの特徴やメリット・デメリットを、旧モデルのX100Vからどう進化したかという点も交えながら解説したいと思います。

※記事の最終更新日: 2024年4月2

 

X100VIのスペック

FUJIFILM X100VI

※画像引用元: FUJIFILM

X100VIの基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:APS-C X-Trans CMOS 5 HR (裏面照射型)
  • 有効画素数:4020万画素
  • 焦点距離:23mm (フルサイズ換算で35mm)
  • 光学ズーム:×
  • F値:F2
  • 感度(通常):ISO125~12800
  • 感度(拡張):ISO64,80,100,25600,51200
  • 最短撮影距離:10cm(標準)
  • 液晶モニター:3型, 162万ドット
  • ファインダー:ハイブリッドビューファインダー
  • 手ブレ補正機構:センターシフト式
  • 端子:USB Type-C、HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:128×74.8×55.3mm
  • 総重量:521g (本体は471g)
  • 実勢価格:40万円くらい

 

 

旧モデル(X100V)との比較と進化点

FUJIFILM X100VI

※画像引用元: FUJIFILM

イメージセンサー

X100VIは、X100Vと比べて画素数が約1.5倍になった4020万画素 X-Trans CMOS 5 HRセンサーを搭載しています。これはAPS-Cサイズのセンサーとしては最高レベルの解像力を誇り、X100VIをコンパクトデジタルカメラの中でも画質の王者に仕立てています。

また、X100VIはレンズを変更せずに、旧モデルと同じ23mm F2の単焦点レンズを採用しています。このレンズは、高画素センサーにも負けないほどの高い描写力を持ち、X100シリーズの特徴である美しいボケ味や立体感を生み出します。

ボディ内手ブレ補正

X100VIは、X100シリーズで初めてボディ内手ぶれ補正を備えました。これは、手ぶれによるぶれを最大6.0段分補正することができるということで、撮影の幅が大きく広がります。

例えば、夜景や室内などの暗い場所での撮影では、シャッタースピードを遅くしても手ぶれの影響を抑えることができます。また、スローシャッターを使って流れる水や動く人などを表現することも可能です。

さらに、手ぶれ補正は動画撮影にも効果を発揮します。手持ちで撮影しても、ぎこちなくならずに滑らかな映像を録画できます。

被写体検出オートフォーカス

X100VIは、FUJIFILMの最新技術である被写体検出オートフォーカスを搭載しています。これは、人や動物の顔や目を自動的に認識してピントを合わせる機能で、他のメーカーのカメラと比べても遜色のない性能を持っています。

X100VIは、コンパクトなボディに高性能なレンズを搭載し、スナップ撮影に最適なカメラとして人気を博してきましたが、オートフォーカス性能はいまいちという印象でした。

しかし、今回のオートフォーカス性能の向上によって、より素早く正確に被写体を捉えることができるようになりました。これは、X100VIの魅力をさらに高める要素と言えるでしょう。

新しいフィルムシミュレーション

X100VIでは、中判デジタルカメラ「GFX100II」に搭載されて好評だったフィルムシミュレーション「REALA ACE」を新たに楽しめるようになりました。

ますます「フィルムライク」な写真の撮影を楽しめます。  

いい意味で旧モデルから変わっていない点

FUJIFILM X100VI

デザイン・質感

X100VIは、X100Vとほとんど同じデザインを継承しています。高級感のあるボディやクラシカルなスタイルは、X100シリーズのファンにとっては見慣れたものでしょう。X100Vは、細部にまでこだわったデザインで高い評価を得ていましたが、X100VIはそれをそのまま引き継いでいます。

外観上の違いは、ほんの些細なものです。ハイブリッドビューファインダーの切り替えレバーの赤いマークがなくなったり、センサーの表示位置が変わったり、背面のボタンの配置が少し変わったりという程度です。これらは、X100VIの性能や操作性にはほとんど影響を与えません。

ハイブリッドビューファインダー

X100シリーズの最大の特徴であるハイブリッドビューファインダーは、X100VIでも健在です。これは、光学式と電子式のビューファインダーを切り替えて使えるという画期的な機能で、撮影時の見え方や感覚を自由に選べます。

X100VIのハイブリッドビューファインダーは、X100Vと同じスペックを持っています。液晶やファインダーの性能が向上していればもっと良かったのですが、それでも十分に高いレベルのビューファインダーだと言えます。カメラの重要なパーツであるビューファインダーを、X100VIは妥協なく搭載しています。

サイズがほぼ同じ

X100VIは、ボディ内手ぶれ補正を搭載したにもかかわらず、ボディのサイズはX100Vとほとんど変わりません。厚みはわずかに2mm増えた程度で、重量も約10gしか増えていません。これは、ボディ内手ぶれ補正を組み込むのに必要なスペースや重量を最小限に抑えたということで、驚異的な技術力だと言えます。

また、ボディ内手ぶれ補正の搭載によって、バッテリーの消費が増えると思われるのですが、実はそうではありません。X100VIは、X100Vよりも少し多くの枚数を撮影できるというデータが出ています。これは、バッテリーの効率化や省電力化が図られたということで、実用性の高い点です。

 

 

X100VIのメリット・デメリット

 

メリット

X100Vから期待通りの進化を遂げている

X100VIは、X100Vから重要な機能が大幅に進化したカメラです。

センサーの画素数が増えて画質が向上し、手ぶれ補正が搭載されて撮影の幅が広がり、オートフォーカスが高速・高精度になって被写体を逃しません。これらは、X100VIを撮影を快適に楽しめるカメラにしています。

X100VIには、目新しい機能やデザインはありません。しかし、それはX100VIが旧モデルに忠実であるということでもあります。

X100VIは、X100Vの良いところをそのまま引き継ぎ、必要なところだけを改良したカメラです。余計な変化を加えることなく、X100シリーズのコンセプトを守っています。

写真を撮るのが楽しくなるカメラ

X100VIは、写真を撮ることをとことん楽しみたいユーザーにおすすめです。

X100VIは、高性能なレンズとセンサーで、美しく鮮明な写真を撮ることができます。また、手ぶれ補正やオートフォーカスで、失敗の少ない撮影ができます。

さらに、フィルムシミュレーションで、自分の好みの色や雰囲気を作り出すことができます。これらは、自分の思い通りの写真を撮るための強力な武器になります。

X100VIは、高級感のあるボディやクラシカルなデザインで、カメラとしての魅力も満点です。また、ハイブリッドビューファインダーで、撮影時の見え方や感覚を自由に選べます。X100VIは、カメラを操作すること自体が楽しくなるようなカメラです。

X100VIは、写真を撮ることに情熱を持つユーザーにぴったりです。X100VIは、写真を撮ることをさらに楽しくさせてくれるカメラと言えるでしょう。

デメリット

価格がやや高い

X100VIのデメリットは、やはり価格の高さでしょう。X100Vもそうですが、X100VIはコンパクトカメラとしてはかなり高額な部類に入ります。

しかし、それだけの価値があるカメラだとも言えます。高画質・高性能・高品質なカメラであり、デザインや操作性も抜群です。

 

まとめ

FUJIFILM X100VIは、X100Vから正当進化したカメラです。画質・性能・品質のすべてが向上し、撮影を快適に楽しめるカメラになりました。

価格はやや高めですが、それだけの価値があるカメラだと言えます。X100VIは、写真を撮ることに情熱を持つユーザーにぴったりです。

X100VIは、写真を撮ることをさらに楽しくさせてくれるでしょう!

 

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OM SYSTEM OM-1のスペック情報

OM-1の基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
  • 有効画素数:2,037万画素
  • 感度:ISO80~25,600 (拡張: ISO102400)
  • 連写:約10コマ/秒、静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒、静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒
  • 液晶モニター:3型, 162万ドット
  • ファインダー形式:アイレベル式OLEDビューファインダー, 1.65倍
  • ローパスフィルターレス:×
  • 5軸手ブレ補正:〇
  • ゴミ取り機構:〇
  • 内臓フラッシュ:×
  • フォーカスポイント:1053点(クロスタイプ位相差AF)、1053点(コントラストAF)
  • 端子:USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ    
  • 大きさ:134.8x91.6x72.7mm
  • 重さ:約511g(本体のみ), 約599g(バッテリー,メモリーカード含む)
  • 実勢価格:新品21万円程度

 

OM SYSTEM OM-1のメリット・デメリット

オートフォーカス

メリット

OM-1では、被写体認識機能が強化され、鳥や動物、飛行機などの被写体を自動的に検出し、瞳や頭部にピントを合わせます。これらの機能は、動きの速い被写体を撮影する際に非常に役立ちます。

デメリット

OM-1のトラッキングAFは従来機から実装している「C-AF+TR」です。

このモードは追従を始めたらフレーム全域を使って被写体を追いかけ続けるシステムですが、競合他社と比べるとその追従性能はかなり悪いという評判があります。

連写

メリット

OM-1は、フレーム全域でクロスタイプの像面位相差AFに対応し、追従AF時には50fps、AF/AE固定時には120fpsの連写が可能です。RAW出力に対応しており、ワンショット時と同じ画質で連写できるのは素晴らしいと言えます。

デメリット

連写後、ソニーなどは連写中のカットをグループ化でき、ミスショットはまとめて消去可能ですが、OM-1にはグループ化機能がなく、画像を一枚ずつ選択して消去しなければなりません...。

手ブレ補正

メリット

E-M1シリーズと同様、非常に良好な手ブレ補正を実現しています。

それに加えて、新たに「手ぶれ補正アシスト」を利用可能になり、スローシャッター時に視覚的に手ブレを確認できるようになりました。

デメリット

特になし

コンピュテーショナルフォトグラフィ

メリット

OM-1は、コンピュテーショナルフォトグラフィという言葉を掲げています。これは、デジタル処理によって映像表現を向上させるというコンセプトです。

OM-1では、ハイレゾショットや深度合成、ライブNDなどの機能が格段に性能アップしています。

例えば、ハイレゾショットでは、従来の12秒から5秒に短縮され、手持ちでも50メガピクセルの高解像度画像が撮影できます。また、ライブNDでは、ファインダーでリアルタイムに減光効果を確認でき、シャッタースピードを遅くして流し撮りができます。これらの機能は、撮影の幅を広げるだけでなく、現像の手間を省くこともできます。

デメリット

特になし

堅牢度

メリット

OM-1と同様、E-M1シリーズから引き続き、堅牢度の高いモデルとなっています。

具体的には、防塵・防滴保護等級IP53および-10度の耐低温という高い耐候性能を備えています。

デメリット

特になし

バッテリー

メリット

OM-1では、従来のBLH-1からBLX-1にバッテリーが変更されました。このバッテリーは、E-M1初期型のようなカマボコ型で、容量は1,720mAhから2,280mAhに増量されており、520枚の撮影が可能です。

デメリット

ただ、バッテリーの形状が変わったことで、従来のバッテリーグリップや互換バッテリーが使えなくなりました。これは、E-M1シリーズのユーザーにとっては、費用や手間の増加になります。

 

 

OM SYSTEM OM-1の評判・口コミ

X

YouTube

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OM SYSTEM OM-1 MarkⅡが2月23日に発売!!

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【最新】おすすめの単焦点の高級コンデジを画質やコスパの観点からご紹介!

【最新】おすすめの単焦点の高級コンデジを画質やコスパの観点からご紹介!

◆この記事にはPRが含まれています。

「スマホよりもハイクオリティの写真を撮りたいが、一眼カメラを買いたいとまでは思わない」という人も多いかもしれません。

そこで今回は、おすすめの単焦点の高級コンデジ画質やコスパの観点から紹介したいと思います。

※記事の最終更新日: 2024年1月19日

 

コンデジのメリット

コンデジのメリット

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は、手軽に持って行けるので、スナップショットを楽しむのに非常に便利です。

 

一眼カメラのようにレンズを交換できない不便さはありますが、それは逆に「レンズを交換する必要がない」ということでもあり、手軽さという点でメリットになります。

 

ただ、最近はスマホのカメラの進化が目覚ましいので、2,3万円の安価なコンデジを買うくらいなら、カメラ性能の高いスマホを買った方が良いと個人的には思います。

 

逆に、スマホよりも良い画質の写真を撮りたいのであれば、いわゆる高級コンデジとかハイエンドコンデジと呼ばれるクラスのコンデジを買うのが良いでしょう。

 

単焦点レンズの利点

単焦点レンズの利点

今回は、個人的におすすめの高級コンデジをご紹介したいと思います。

 

中でも単焦点レンズのコンデジに絞ってご紹介します。

 

一般的に言って、同じ価格帯であれば、単焦点レンズの方がズームレンズよりも高精細な写真を撮れるので、画質重視の人にはおすすめです。

 

もちろん、ズームできない不便さは甘受しなければなりませんが。

 

高倍率ズームができるおすすめのコンデジについては、以下の記事で解説しています。

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単焦点のコンデジ おすすめ3選

◆FUJIFILM X100V

FUJIFILM X100V

知る人ぞ知る名機。レトロな外観も魅力。FUJIFILM独自の「フイルムシミュレーション」機能に惚れているユーザーも多いです。

現在、新品で16万円近くするのでかなり高いですが、それでも売れているのだからすごい...。

追記(2024年1月19日):価格が高騰して、現在は26万円ほどになっています...。これは異常な価格ですね。

【X100Vのスペック】

発売日 2020年2月27日
センサーサイズ APS-C
有効画素数 2,610万画素
ズーム機能 単焦点
焦点距離 23㎜(フルサイズ換算で35mm)
最小F値 2.0
手ブレ補正機構 なし

【X100Vの個人的な評価(5点満点)】

画質 5.0
外観のデザイン 5.0
持ち運びやすさ 2.5
価格の手頃さ 2.0
総合点 3.63

 

 

◆FUJIFILM XF10

FUJIFILM XF10

上記のX100Vよりも下位モデルという位置付けであり、実際、センサーに採用されている技術や画像処理エンジン、レンズなどは劣っています。

しかし、この機種はコスパに優れています。新品4万円~5万円ほどで手に入り、中古ならさらに安いです。

APS-Cセンサー搭載のカメラをこのような価格で入手できるのはかなりうれしいですね。

追記(2023年8月26日):価格が高騰して、現在は中古でも8万円ほどになっています...。

【XF10のスペック】

発売日 2018年 8月23日
センサーサイズ APS-C
有効画素数 2,424万画素
ズーム機能 単焦点
焦点距離 26.1㎜(フルサイズ換算で40mm)
最小F値 2.8
手ブレ補正機構 センサーシフト方式

【XF10の個人的な評価(5点満点)】

画質 4.0
外観のデザイン 4.0
持ち運びやすさ 4.0
価格の手頃さ 5.0
総合点 4.25

 

 

◆RICOH GR IIIx

RICOH GR IIIx

RICOHも「GRシリーズ」で単焦点の高級コンデジに力を入れてきました。最初に紹介したX100Vのライバル機種となっています。

画質や表現力ではX100Vよりも劣っているかもしれませんが、コンパクトさや価格の面ではこちらの方が優れています。

また、さほど強力ではないようですが手ブレ補正の機能が付いていますし、モノクロモードにも定評があります。なお、新品の価格は現在12.5万円くらい。

【レビュー記事】

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【RICOH GR IIIxのスペック】

発売日 2021年10月1日
センサーサイズ APS-C
有効画素数 2,424万画素
ズーム機能 単焦点
焦点距離 26.1㎜(フルサイズ換算で40mm)
最小F値 2.8
手ブレ補正機構 センサーシフト方式

【RICOH GR IIIxの個人的な評価(5点満点)】

画質 4.5
外観のデザイン 3.5
持ち運びやすさ 5.0
価格の手頃さ 3.0
総合点 4.00

 

 

なお、スペックがGR IIIxとほぼ同じで「GR III」というもう少し広角なレンズを搭載したコンデジも発売されています。より広い画角で写真を撮りたい場合にはこちらがおすすめです。

 

 

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【レビュー】RICOH GR IIIx メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

RICOH GR IIIx

◆この記事にはPRが含まれています。

「RICOH GR IIIx」は、焦点距離40mm相当のレンズを採用した、大人気のコンパクトデジタルカメラです。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2024年1月19日

RICOH GR IIIx はなぜおすすめ?

RICOH GR IIIx

※画像引用元: リコーイメージング株式会社

RICOH GR IIIx は、コンパクトデジタルカメラとしては非常に大きいAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しており、かなりの高画質を実現しています。

また、フルサイズ換算で40mmという広すぎず狭すぎずという絶妙な画角のレンズを採用しているのも人気の理由となっています。

なお、「GR III」という28mmの広角レンズを搭載したモデルもあります。こちらのモデルも広角寄りのレンズを好むユーザーたちからかなりの人気を集めています。

【GR III】

 

RICOH GR IIIx の基本スペック

カメラ内部の基盤

RICOH GR IIIx の基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:APS-Cサイズ CMOS 
  • 有効画素数:2424万画素
  • 焦点距離:26.1mm (フルサイズ換算で40mm)
  • 光学ズーム:無し
  • F値:F2.8
  • 感度:ISO100~102400
  • 最短撮影距離:20cm(標準), 12cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 103.7万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正:センサーシフト式
  • 端子:USB Type-C
  • 大きさ:109.4x61.9x35.2mm
  • 総重量:262g
  • 価格感:新品13~14万円

 

RICOH GR IIIx のメリットや魅力

晴れの風景。

RICOH GR IIIx はAPS-CのセンサーF2.8の単焦点レンズの組み合わせで、コンデジとは思えない品質の写真を撮影できます。

また、写真がデザイン的になる40mmの絶妙な焦点距離を採用しているのメリットです。この画角により、周囲の漠然とした曖昧さが回避され具体的な画面構成になります。 また、被写体との間にほどよい距離が保てることで、その場の空気感を切り取りやすくなるという特徴もあります。

コンパクトで携帯性が高いのも大きな魅力の1つです。巷では、携帯性と高画質の両立が唯一無二のコンパクトカメラであると評価されています。

操作性がよく、起動してからすぐに撮影できる即写性から、最強のスナップシューターとも言われています。

まとめると、RICOH GR IIIx には以下のメリットがあります。

  • 高画質(APS-Cセンサー×F2.8の単焦点レンズ)
  • 携帯性が高い
  • 素早い撮影を可能にする操作性

 

 

RICOH GR IIIx のデメリットや欠点

雨の風景。

RICOH GR IIIx のデメリットは、価格が高めということです。コンデジながら、10万円を優に超える価格で販売されています。

その価格にも関わらず、売れに売れていますので、RICOH GR IIIx はカメラ愛好家たちの心を鷲掴みにしていると言えるでしょう。

別の欠点は、バッテリーの持ちがあまりよくないということです。もちろん、軽めの用途であれば問題ありませんが、旅行などで使う場合には追加の予備のバッテリーが必要かもしれません。

また、RICOH GR IIIx のレンズは単焦点なので、光学ズームができません。ズームができないのは不便に感じる人もいるでしょう。ただ、既述のとおり、単焦点レンズならではの高画質の写真を楽しめます。ズーム性能を犠牲にして高画質を追求したカメラと言えます。

デメリットをまとめると、下記の通りになります。

  • 価格が高い
  • バッテリーの持ちがイマイチ
  • 光学ズームができない

 

RICOH GR IIIx の評判や口コミ

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【レビュー】OLYMPUS Tough TG-6 メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

OLYMPUS Tough TG-6 メリット・デメリット

◆この記事にはPRが含まれています。

OLYMPUS(オリンパス)の「Tough TG-6」は、個人的におすすめのコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の1つです。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2024年1月14日

OLYMPUS Tough TG-6はなぜおすすめ?

OLYMPUS Tough TG-6

※画像引用元: OM SYSTEM 公式サイト

今も売れ続けるコンデジの特徴とは?

現在は、スマホのカメラの性能が格段に向上しているため、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の人気や売上が下がっている言われています。

確かに、スマホできれいな写真を撮れるのであれば、わざわざコンデジを買ったり持ったりする必要性は基本的にないでしょう。

ただ、このような現状の中でも、スマホにはない強みを持ったコンデジは売れ続けているようです。スマホにはない強みの代表例は、高倍率ズーム防水・耐衝撃性能の2つです。

Tough TG-6はこのうちの、防水・耐衝撃性能を高い水準で備えています。

ズーム性能も光学4倍ありますので、ほとんどのスマホのカメラより優れています。

 

なお、高倍率ズーム性能を強みにしているコンデジでおすすめの機種は、以下の記事で解説しています。

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防水・耐衝撃性能が貴重なのはなぜか?

Tough TG-6は水深15mの水中撮影も可能な、高度な防水性能を備えています。

また、耐低温-10℃、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgfといった、驚くべきタフさを実現しています。

現在の技術では、ここまでのタフさをスマホに実現することはできません。

また、仮にスマホにタフさがあったとしても、あらゆる個人データが入っているスマホを過酷な状況で使う気にはなれないでしょう。万一、故障したら大変なことになるからです。

でも、Tough TG-6であれば、アウトドアや工事現場などの過酷な環境の中でも、躊躇なく取り出して使うことができるでしょう。

 

 

OLYMPUS Tough TG-6の基本スペック

Tough TG-6の基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1/2.33型CMOS (裏面照射型)
  • 有効画素数:1200万画素
  • 焦点距離:4.5~18mm (フルサイズ換算で25~100mm)
  • 光学ズーム:4倍
  • F値:F2.0~F4.9
  • 感度:ISO100~12800 
  • 最短撮影距離:10cm(標準), 1cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 104万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正:CMOSシフト方式
  • 端子:マルチ端子, USB2.0, HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:113×66×32.4mm
  • 総重量:253g
  • 価格感:新品5万円強、中古4万円弱

 

OLYMPUS Tough TG-6のメリットや魅力

「OLYMPUS Tough TG-6 はなぜおすすめ?」でご説明した通り、Tough TG-6の大きな魅力は、防水・耐衝撃性能です。

光学ズームがある程度効くのもメリットと言えるでしょう。

また、最短1cmまで被写体に近づいてマクロ撮影ができるのも、かなりの長所です。

レンズもF2.0の高性能の物が搭載されていますので、きれいな写真が撮れます。

メリットをまとめると、下記の通りになります。

  • 高い防水・耐衝撃性能
  • 光学ズーム4倍
  • マクロ撮影が可能
  • F2.0の高性能なレンズ

 

 

OLYMPUS Tough TG-6のデメリットや欠点

僕が思うTough TG-6のデメリットや欠点として、画質が最新のハイエンドのスマホと大差ない、もしくは劣るということがあります。

事実、センサーサイズ(フィルムカメラで言うとフィルムに当たる部分の大きさ)は1/2.33インチと、最新の高価なスマホに搭載されているのものよりも小さいです。

ただ、レンズはスマホより当然大きく、高性能な物が搭載されていますので、センサーサイズが小さめでも、それなりの画質の写真は撮れます。

別のデメリットとしては、ファインダーがないので、背面の液晶モニターを見ながらしか撮影できないことがあります。晴天下では液晶モニターは見づらいので、撮影がしにくいと感じることがあるでしょう。

デメリットをまとめると、下記の通りになります。

  • センサーサイズが小さめ
  • ファインダーがない

 

OLYMPUS Tough TG-6の評判や口コミ

Tg-6

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OLYMPUS Tough TG-6のライバル機種は?

OLYMPUS Tough TG-6と同様の強みを持つ他のデジタルカメラとしては、RICOH(リコー)の「 WG-80」があります。

こちらも、タフさを売りにしており、高い防水性能と優れた耐落下衝撃性能を備えています。

ズーム性能に関しては光学5倍と、Tough TG-6の4倍を上回っていますし、実勢価格が4万円程度と、Tough TG-6よりも少し安いです。

ただ、レンズのF値がF3.5~F5.5と、Tough TG-6より暗く、撮れる写真のキレイさでは劣るかと思います。

人気や売れ行きもTough TG-6の方が好調です。

 

 

OM SYSTEM Tough TG-7の記事

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【レビュー】LUMIX DC-TZ95D メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

LUMIX DC-TZ95D

◆この記事にはPRが含まれています。

近年はコンパクトデジタルカメラの市場は縮小しているといわれていますが、LUMIX(ルミックス)の「DC-TZ95D」は、そんな中でも高い人気を獲得しているコンデジの1つです。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2024年1月7日

LUMIX DC-TZ95Dはどんなカメラ?

LUMIX DC-TZ95

※画像引用元: Panasonic公式サイト

LUMIX DC-TZ95Dは、Panasonicが2022年12月15日に発売した、超高倍率ズームコンパクトデジタルカメラです。

光学30倍ズームレンズを採用した高倍率ズームのコンデジとして、人気を獲得しています。

ちなみにLUMIX DC-TZ95Dは、2019年4月に発売されたLUMIX DC-TZ95をマイナーチェンジした機種となっています。仕様にほとんど変更はないのですが、3.0型の液晶タッチモニターが、104万ドットから184万ドットへと改良されています。

 

 

LUMIX DC-TZ95Dの基本スペック

LUMIX DC-TZ95Dの基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1/2.3型MOS 
  • 有効画素数:2030万画素
  • 焦点距離:4.3~129mm (フルサイズ換算で24~720mm)
  • 光学ズーム:30倍
  • F値:F3.3~F6.4
  • 感度:ISO80~3200 (拡張で6400)
  • 最短撮影距離:50cm(標準), 3cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 184万ドット
  • ファインダー:0.21型ライブビューファインダー(233万ドット)
  • 手ブレ補正機構:光学式
  • 端子:microUSB2.0、HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:112×68.8×41.6mm
  • 総重量:328g
  • 実勢価格:7万円くらい

 

LUMIX DC-TZ95/TZ95Dのメリットや魅力

LUMIX DC-TZ95/TZ95Dの最大の魅力は、光学30倍という、高倍率ズームができることです。

今の時代、スマホでもきれいな写真は撮れますが、光学30倍というズーム性能はスマホでは実現しえないスペックです。

これは、スマホにはない強みであり、この強みがあるからこそ、DC-TZ95/TZ95Dは高い人気を獲得しているのだと思います。

また、デジカメには液晶ファインダーが付いている機種とそうではない機種がありますが、 DC-TZ95/TZ95Dにはそれが付いています。液晶モニターだと、日光の下などでは画面が暗く映って非常に見づらいのですが、ファインダーがあれば安心です。このように、ファインダーが付いている点もメリットの1つです。

LUMIX DC-TZ95D 液晶ファインダー

液晶モニターについては、180度上側に開くことができる点(チルト式)や、タッチパネルにも対応している点が魅力的ですね。

さらに、4Kフォトモード/フォーカスセレクト/フォーカス合成/比較明合成/軌跡合成など、多彩な撮影ができることも人気の理由となっています。

メリットをまとめると、下記のとおりになります。

  • 光学ズーム30倍
  • 高精細なファインダー
  • チルト液晶
  • 多彩な撮影機能

 

 

LUMIX DC-TZ95/TZ95Dのデメリットや欠点

LUMIX DC-TZ95/TZ95Dのデメリットや欠点の1つは、画質が最新のハイエンドのスマホと大差ない、もしくは劣るということです。

事実、センサーサイズ(フィルムカメラで言うとフィルムに当たる部分の大きさ)は、最新のハイエンドクラスのスマホに搭載されているのものよりも小さいです。

ただ、高倍率ズームができて、5~6万円というリーズナブルな価格であることを考えると、画質まで求めるのは非現実的かと思います...。

もちろん、画質が悪いわけではありません。レンズには、ドイツの老舗メーカー「Leica」の名を冠した高品質な「ライカDCレンズ」が採用されていますし、ノイズの少ない画質と高速での画像処理を可能にした「ヴィーナスエンジン」を搭載しているため、画質のクオリティは一定の水準に達しています。

別のデメリットとしては、コンデジにしてはやや大きいという点があります。ただ、光学30倍という高倍率ズームのカメラで液晶ファインダーも付いていることを考えると、十分許容できるサイズでしょう。

デメリットをまとめると、下記のとおりになります。

  • 画質はそこまで期待できない
  • サイズがやや大きい

 

LUMIX DC-TZ95の評判や口コミ

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他の高倍率ズームのコンデジ

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2023年デジタルカメラ販売台数ランキングーマップカメラが発表!

日本人女性がカメラを構えている

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2023年の最も売れたカメラのランキングが、マップカメラによって発表されました。今回は、そのランキングTOP10をご紹介したいと思います。

※記事の最終更新日: 2024年1月5日

ランキングTOP10

1位:ニコン Z8


2位: キヤノン EOS R6 Mark II

 

3位:ニコン Zf

 

4位:ソニー α7RV

 

5位:ソニー α7IV

 

6位:ソニー α7C II

 

7位:リコー GRIIIx

 

8位:富士フイルム X-S10

 

9位:パナソニック LUMIX S5II

 

10位:富士フイルム X-T5

 

ランキングの分析

2023年はニコンの年

1位はニコンのZ8、2位はキヤノンのEOS R6 Mark II、3位はニコンのZfとなっています。特にニコンのカメラが1位と3位を獲得し、ZシリーズのFX機である「Z8」と「Zf」は発表時から注目を集め、予約の段階から需要が供給を上回りました。現在、「Z8」の供給は安定していますが、「Zf」はまだ供給が不足している状況が続いています。

SONYの安定した人気は継続

4位から6位はソニーのα7シリーズが占めており、「α7CII」は10月に発売されながらも6位にランクインし、その需要の高さがうかがえます。

リコー GRIIIxがコンデジ唯一のランクイン

7位にはリコーの「GRIIIx」が、コンパクトデジタルカメラとしてランクインしました。競合とされる富士フイルムの「X100V」が受注停止中であり、ストリートカメラの選択肢が少ない中で、GRシリーズの安定した人気がうかがえます。

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僕が好きなLUMIXは1機種だけランクイン

9位にはパナソニックの「LUMIX S5II」が入り、これはパナソニックが初めて"像面位相差AF"を採用したカメラで、静止画と動画のバランスが取れたハイブリッド機として評価されています。

富士フイルムは人気だが供給不足に悩まされた

富士フイルムは8位と10位を獲得しましたが、国内市場において供給が不足している可能性があります。もし供給が十分であれば、「X-S20」がTop10に入ることも考えられ、同様に「X-T5」も上位にランクインした可能性があります。

マイクロフォーサーズはランクインせず...

僕が好きなマイクロフォーサーズのカメラは1機種もランクインしませんでした。というか、マイナーチェンジモデルを除くと、2023年に発売されたマイクロフォーサーズの新機種はLUMIXのG9 ProIIだけでした...。このG9 ProIIは2023年10月27日の発売だったので、来年のランキングに顔を出す可能性はあります。

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【レビュー】DSC-WX500 メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

WX500を気に入った理由

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SONYのコンデジ「DSC-WX500」を購入して、大変気に入っています。

今回の記事では、WX500のメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2023年12月31日

 

WX500を気に入った理由

【レビュー】DSC-WX500 メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説

WX500が気に入ったのは、軽量かつコンパクトで持ち歩きやすく、光学30倍という超高倍率ズームを搭載しているからです。

画質は正直、最新のスマホのレベルと変わらないというか、下手すると劣っているかもしれません。また、当たり前ですが、フルサイズの一眼カメラと比べたら、画質はかなり劣ってしまうでしょう。

WX500の大きさとスマホの大きさの比較

しかし、光学30倍でフルサイズ換算で24~720mmをカバーしているというのは、今のスマホのカメラでは実現し得ないスペックであり、いろいろな画角で撮影できてとても楽しいです。

また、フルサイズの一眼カメラで焦点距離720mmくらいのレンズを買おうとすると、バズーカのようなとんでもない大きさになってしまいます。

720㎜相当の焦点距離までズームできる上にコンパクトというのは、一眼カメラにもない魅力です。

【関連動画】

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WX500の基本スペック

WX500の基本スペック

WX500の基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
  • 有効画素数:1820万画素
  • 焦点距離:4.1~123mm (フルサイズ換算で24~720mm)
  • 光学ズーム:30倍
  • F値:F3.5~F6.4
  • 感度:ISO80~3200 (拡張: 6400, 12800)
  • 連写:約10コマ/秒
  • 液晶モニター:3型, 92.16万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正:光学式
  • 端子:マルチ端子, USB2.0, HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:101.6x58.1x35.5mm
  • 総重量:236g
  • 実勢価格:新品4万円くらい

WX800という後継機もある

WX500にはWX800という後継機もあります。

WX800は、液晶がタッチパネルに対応している点や、4K動画が撮影できる点でWX500よりも進化しています。

 

 

ただ、イメージセンサーの大きさやレンズのF値は同じですし、ズーム倍率もほとんど同じです。基本的な性能にほとんど差はないと言っていいでしょう。

WX800は実勢価格が5.5万円以上するため、価格を重視する場合にはWX500がおすすめです。

 

WX500のメリットや魅力

WX500のチルト液晶

「WX500を気に入った理由」の部分で語ったことと一部重複しますが、私が思うWX500/WX800のメリットや魅力は以下の通りです。

  • コンパクト (101.6x58.1x35.5mm)
  • 軽量 (236g)
  • 光学30倍の超高倍率ズームが楽しい
  • 180°上に向くチルト液晶がローンアングルで撮影するのに便利
  • 手ブレ補正機能が搭載されている
  • フォーカス性能も十分高い

 

WX500のデメリットや欠点

WX500

僕が思うWX500のデメリットや欠点は、以下の通りです。

  • 画質は最近のハイエンドのスマホと大差なし

→安価でコンパクトで高倍率ズームなので、画質まで求める酷かと思う

  • ファインダーがない(晴天下では液晶モニターが見づらく撮影しにくい)

 

WX500/WX800の評判や口コミ

WX500

ツイッター上の評判・口コミ

YouTube上の評判・口コミ

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WX500の作例

僕がWX500を使って撮影した写真を何枚か載せます。

ズームがかなり効くので、野鳥の撮影や圧縮効果を活かしたスナップ写真を楽しめます。

野鳥、花

WX500で撮影したシロサギ

WX500の作例

WX500で撮影したコスモス

街、構造物

WX500で撮影した路地

WX500で撮影したスナップ写真

WX500の作例

 

画質とズームの両方を求める人におすすめのコンデジは?

LUMIX DC-TX2

既述の通り、WX500/WX800の画質は、最近のスマホレベルです。もちろん、廉価なスマホのカメラよりは優れていると思いますが。

このため、スマホよりも優れた画質とズーム機能の両方を求める人にはおすすめではありません。

画質とズームの両方を求める人におすすめのコンデジは、1インチセンサー搭載のLUMIX DC-TX2(15倍ズーム)SONY DSC-RX100M7(8倍ズーム)です。

ただし、ズーム倍率がWX500/WX800よりも劣りますし、価格も高いので、何を重視するかですね...。

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