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一眼レフカメラやミレーレス一眼は、「レンズキット」という形でボディとレンズがセットで販売されていることも多いです。そして、そのようにしてカメラに付属してくるレンズを「キットレンズ」と呼んだりします。では、このキットレンズは使い物になるのでしょうか?
※記事の最終更新日: 2024年9月3日
キットレンズは使い物になる?
カメラはボディとレンズを別々で買うよりもレンズキットを購入した方が価格面でお得です。この意味で、レンズキットを購入して、キットレンズを使って撮影を楽しむのは決して間違いではありません。
でも、いつまでもキットレンズばかりを使っていると、一眼レフカメラやミラーレス一眼を本当の意味で楽しめないとも思います。
というのも、キットレンズは安価なグレードで暗めのレンズであることが多く、あまり高画質の写真は撮影できないのです。
カメラの画質を決めるのは主に「センサーサイズの大きさ」と「レンズの品質」です。この2つが両方揃った時に画質の高い写真を撮れます。
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つまり、いくらセンサーサイズが大きいカメラを買ったとしても、低品質なレンズを使っていると、ハイクオリティの写真が撮れないのです。
このため、いずれキットレンズでは満足できなくなり、もっと高品質なレンズを買い足したくなります。
でも、高品質なレンズは高いので、そんなものを買い足していたらお金が無くなってしまうという方もいると思います。そのことを考えると、カメラの買い方には工夫が必要です。
おすすめのカメラの買い方
センサーサイズが大きいカメラは価格が高いです。そして、センサーサイズが大きいカメラには大きいサイズのレンズを使用することになるので、レンズの価格も高くなります。
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このため、例えば、フルサイズセンサーのカメラのレンズキットを高いお金を出して購入した後は、追加で高いレンズを買う気にはなれないという場合があります。そうすると、せっかくのフルサイズセンサーの性能を最大限に引き出すことができないキットレンズを使い続けることになり、勿体ないです。
一方、センサーサイズが小さいとカメラの価格も低めになります。
例えば、APS-Cのカメラはフルサイズよりも安いし、マイクロフォーサーズのカメラはAPS-Cよりもさらに低価格であることが多いです。そして、センサーサイズが小さいカメラには小さめのレンズを使うので、交換レンズの価格もリーズナブルです。
例えば、マイクロフォーサーズのカメラを安く購入して、浮いたお金をレンズの追加購入に回せば、フルサイズでキットレンズだけを使い続けるよりもカメラをより一層楽しめるかもしれません。
※APS-Cとマイクロフォーサーズであれば、レンズのラインナップの多さから、マイクロフォーサーズの方がおすすめであると、個人的には思います。
僕は現在LUMIX GX7MK3というマイクロフォーサーズのミラーレス一眼を使っていますが、レンズを5本持っています。基本的に中古品で揃えていますが、カメラ本体+レンズの合計金額は13万円ほどです。
これがフルサイズカメラの比較的新しいモデルだと、13万円では中古でレンズキットすら買えないでしょう。
もちろん、資金面でかなり余裕があるならフルサイズカメラでよいと思いますが、カメラに対しての出費をある程度に抑えたい人には、マイクロフォーサーズがおすすめです。
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まとめ
今回は「一眼レフやミレーレス一眼のキットレンズは使い物になる?」というテーマで記事を書きました。
以下で要点をまとめます。
- 例外もあるが、キットレンズは安物(低~中品質)が多い
- キットレンズだけだとレンズ交換式カメラの醍醐味を味わえない
- フルサイズカメラだとレンズを買い揃えるのにお金がかかり過ぎる
- 出費を抑えたい場合にはマイクロフォーサーズがおすすめ
もちろん、これは僕の個人的な考えであり、カメラをどう使おうとそれぞれの自由です。メーカーや商品によっては、キットレンズでも高品質な場合もあるとは思います。それでも、キットレンズだけを使い続けるというのは「勿体ないな」と感じます。
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