
カメラ選びは、写真を趣味とする人々にとって重要な決断です。
この点、マイクロフォーサーズシステムのカメラは、そのコンパクトさと高画質で多くのファンを持っています。その一方、「マイクロフォーサーズ 後悔」という言葉を検索エンジンで見かけることがあります。つまり、マイクロフォーサーズを買ったら後悔するのではないかと不安を感じている人もたくさんいるということです。
では、本当にマイクロフォーサーズを選んで後悔するのでしょうか?この記事では、マイクロフォーサーズのカメラを実際に使っている僕がその理由と対策を探ります。
※記事の最終更新日: 2025年12月9日
- 後悔する(かもしれない)理由は何か?
- マイクロフォーサーズのメリット
- あなたはどっち?マイクロフォーサーズがおすすめな人・後悔するかもしれない人
- カメラ選びで後悔しないための対策
- まとめ:後悔しないために、自分の「撮りたいもの」と「使い方」を明確にしよう
後悔する(かもしれない)理由は何か?

マイクロフォーサーズシステムを選んで後悔する主な理由は以下の通りです。
- 価格
- 暗所性能(高感度耐性)の限界を感じやすい
- センサーサイズ由来の解像感
- 大きな「ボケ」を活かした表現がしにくい
価格
大前提として、マイクローサーズはカメラもレンズも比較的安価な製品が多いです。
ただ、フルサイズに画質やボケ感で対抗するために高価なレンズやプロ仕様のレンズを求めるようになり、結局高くついてしまったと感じている人もいるようです。
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重いシステムは結局持ち歩かないのでコンパクトなミラーレス欲しいな
— Tom@to (@nothingbutar15) 2020年10月8日
↓
マイクロフォーサーズでもいいレンズは結局高い
↓
ならα6000とかのAPS-C機かな
↓
どうせEマウントならフルサイズにしたい
↓
ふりだしに戻る
誰かいいアイデアくれ
暗所性能の限界を感じやすい
マイクロフォーサーズは光を取り込むイメージセンサーのサイズがフルサイズに比べて小さいです。
最新のフルサイズ機やAPS-C機と比較すると、特に高感度域での画質(解像感やノイズの少なさ)で見劣りする場合があり、「暗い場所で撮ることが多いのに…」と後悔するケースがあります。
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今日は寒いしやる気無いしで、暗くなってからの誰得状態の夜行性館で撮影してた。マイクロフォーサーズなので画質悪いです pic.twitter.com/hIdTuhJ7nU
— る~やん。 (@roots0521) 2023年1月5日
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センサーサイズ由来の解像感(特に大伸ばし時)
絶対的な画素数が同じでも、センサーサイズが大きい方が一般的に解像感や階調表現が豊かになる傾向があります。
通常サイズのプリントやWebでの閲覧では大きな差を感じにくいかもしれませんが、ポスターサイズへの引き伸ばしなど、極端な大伸ばしをする場合には、フルサイズ機との差を感じてしまうかもしれません。
大きな「ボケ」を活かした表現がしにくい
この点もイメージセンサーのサイズに起因するデメリットですが、背景のボケが少なく、フルサイズに比べて立体感が出にくいです。
センサーサイズが小さいと、同じ画角・同じF値のレンズを使っても、フルサイズ機ほど大きな背景ボケを得ることは難しくなります。
「ポートレートで背景をトロトロにぼかしたい!」という強い希望がある場合、マイクロフォーサーズでは物足りなさを感じ、後悔につながる可能性があります。
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SONYに乗り換えて一週間ぐらい
— スクデリ (@FerrariShota) 2019年11月18日
少しだけ写真撮った〜
今まで5年ぐらいマイクロフォーサーズ使ってたけど、やっとの思いでフルサイズ
ノイズの無さとボケ感はやっぱりフルサイズすごいと感じました
これから上手く使いこなせるようにしていきたい#SONY #α7III #カメラが好きな人と繋がりたい #autumn pic.twitter.com/f9ILVUpWrE
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メーカーの動向や将来性への不安
カメラ市場全体の縮小や、「マイクロフォーサーズ規格は今後どうなるのだろう?」と将来性に不安を感じ、後悔につながるケースも考えられます。
マイクロフォーサーズのメリット

マイクロフォーサーズには以下のメリットがあり、多くのプロカメラマンも好んで使用しています。
- 圧倒的なシステムの小型・軽量性
- 豊富なレンズラインナップと手頃な価格
- 望遠撮影に強い!焦点距離が2倍に
- 強力な手ブレ補正
- 防滴防塵
- 動画性能の高さ
圧倒的なシステムの小型・軽量性
これがマイクロフォーサーズ最大の魅力と言っても過言ではありません。
カメラボディだけでなく、レンズも非常にコンパクトで軽量なものが多く揃っています。
特に望遠レンズにおいては、フルサイズ用レンズとは比較にならないほど小さく軽いため、持ち運びの負担が激減します。
「とにかく機材を軽くしたい」「気軽に持ち歩きたい」というニーズには最適です。
登山や旅行、街歩きスナップなどで、その恩恵を最大限に受けられます。
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マイクロフォーサーズ、
— taiko@doll (@taikompo2) 2024年2月26日
この小さなバックに本体に取り付けてるもの含めてレンズが5本入ってるとか携帯性すごいなと思ったり。
一つははボディキャップレンズなので反則ですがw pic.twitter.com/ILiMg8TI4x
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豊富なレンズラインナップと手頃な価格
パナソニックとOM SYSTEM(オリンパス)が共通規格でレンズを開発しており、サードパーティ製レンズも合わせると、非常に多様なレンズが比較的安価に手に入ります。
広角から超望遠、明るい単焦点、特殊なマクロレンズまで、選択肢の幅広さは大きな魅力です。
フルサイズで同等のシステムを組む場合と比較して、予算を抑えやすいのもメリットです。
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4/3を使う理由は軽くて使いやすくて綺麗でレンズが豊富でマクロ撮影に最も向いているからです。逆に4/3を選ばない理由がないのよね。#4月3日はフォーサーズの日プレゼント応募#マイクロフォーサーズ pic.twitter.com/Lm68Svr3Oq
— フモト (@SFumoto) 2024年4月3日
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望遠撮影に強い!焦点距離が2倍に
マイクロフォーサーズは、レンズに記載されている焦点距離の2倍相当の画角で撮影できます(例: 300mmレンズ → 600mm相当)。
これにより、野鳥撮影、スポーツ観戦、飛行機撮影など、遠くの被写体を大きく写したい場合に非常に有利です。
フルサイズで同等の画角を得ようとすると、巨大で高価なレンズが必要になりますが、マイクロフォーサーズなら比較的小型軽量なシステムで超望遠撮影が楽しめます。
強力な手ブレ補正
多くのマイクロフォーサーズ機には、ボディ内手ブレ補正が搭載されており、機種によってはレンズ内手ブレ補正と協調して、非常に強力な補正効果を発揮します。
これにより、手持ちでのスローシャッター撮影や、望遠撮影時のブレを効果的に抑制できます。
三脚が使えない場面や、薄暗い場所での撮影で威力を発揮します。
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寄れるのと手ブレ補正のエグさ、被写界深度もシャッタースピードも稼げるのはマイクロフォーサーズのメリットですね
— 🦅KEI♪オレンジの人🐝 (@KEI_PHOTO916) 2023年10月28日
フルサイズも使ってるが、さすがにここまで寄れんし、被写界深度もパッとしないし、手ブレ補正もマクロ撮影では厳しいですね#マイクロフォーサーズはいいぞ pic.twitter.com/SKSovj1i9M
防塵防滴
マイクロフォーサーズでは、防塵防滴仕様のモデルが数多くあります。
環境の変化に強く、アウトドアでの使用に適しています。
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緑に囲まれてきました、癒し
— noue (@taakifij) 2020年6月21日
lumix G9+leica12-60の防塵防塵防滴マシンで、マイクロフォーサーズの機動力良いですね#photography #Nature #カメラ好きな人と繋がりたい #写真が好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/XgX4HPukiL
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適度な被写界深度
適度な被写界深度というメリットは、背景のボケが少ないというデメリットと表裏一体です。
背景がさほどボケないということは、あまり絞らずに、明るいF値でも奥までピントが合うということです。
かといって、背景がボケないわけではありません。センサーサイズがさらに小さいスマホや安価なコンデジと比べれば、明らかにボケ量は大きいです。
「とにかく背景がボケた写真が好き!」という人でなければ、割とちょうど良い被写界深度とも言えるでしょう。
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しつこいようだけどマイクロフォーサーズ=ボケが物足りない、ではなく。
— 真田の猿飛 (@sasukenekochan) 2023年12月30日
絞り込まなくても=速いシャッタースピードのまま被写界深度が稼げる→野鳥などの動きものに有利にゃんです🐱
OM-1#OMSYSTEM#カワセミ pic.twitter.com/fI5x0Uwd7j
動画性能の高さ(機種による)
特にパナソニックのLUMIXシリーズは、古くから動画性能に力を入れており、プロの映像制作者にも選ばれるほどの高い動画性能を持つ機種が多く存在します。
4K撮影はもちろん、高ビットレート記録やLog撮影など、本格的な動画制作に対応できるモデルも豊富です。OM SYSTEMの機種も動画性能は向上しています。
👇マイクロフォーサーズのメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
あなたはどっち?マイクロフォーサーズがおすすめな人・後悔するかもしれない人

ここまでメリット・デメリットを見てきましたが、結局のところ、あなたがマイクロフォーサーズを選ぶべきかどうかは、カメラに何を求め、どのように使いたいかによります。
マイクロフォーサーズがおすすめな人
機動性を最優先する人: 登山、旅行、子供の撮影、街歩きスナップなど、カメラを常に持ち歩き、フットワーク軽く撮影したい人。
望遠撮影を手軽に楽しみたい人: 野鳥、スポーツ、飛行機、運動会など、遠くの被写体を大きく撮りたいが、大きくて重い機材は避けたい人。
コストパフォーマンスを重視する人: 多様なレンズを比較的安価に揃えたい人。フルサイズほどの初期投資は難しいけれど、レンズ交換式カメラの楽しさを味わいたい人。
手ブレ補正の強力さを重視する人: 手持ち撮影が多い人、暗い場所での撮影機会がある人。
深い被写界深度を活かしたい人: 風景写真や物撮りなどで、手前から奥までしっかりピントを合わせたい人。
動画撮影を重視する人: 特にパナソニックLUMIXシリーズは、本格的な動画撮影機能が充実しています。
マイクロフォーサーズで後悔するかもしれない人
暗所での撮影がメインの人: 夜景、星空、室内スポーツなど、極端に暗い環境での撮影が多く、ノイズを極限まで抑えたい人。
「大きなボケ」表現を最重要視する人: ポートレート撮影がメインで、背景を最大限にぼかした表現を追求したい人。
ポスターサイズなど極端な大伸ばしを頻繁にする人: 細部の解像感を極限まで求める人。
常に最新・最高のスペックを求める人: 最新フルサイズ機と同等の画質や性能を期待する人。
「フルサイズセンサー」という響きに強い憧れがある人: 将来的にフルサイズへ移行する可能性が高いと感じている人。
カメラ選びで後悔しないための対策

カメラシステムの選択で後悔するのを避けるためには、以下の点を考慮することが大切です。
- 目的の明確化
- 情報の収集
- 試用
目的の明確化
どのような写真を撮りたいのか、使用目的を明確にしましょう。
結局、フルサイズがよいのか、マイクロフォーサーズがよいのか、はたまたスマホで十分なのかは、結局のところ使用目的によります。
情報の収集
情報収集を行い、実際の使用者の意見を参考にしましょう。
知り合いに使っている人がいたらその人の意見を聞いてみるのが一番ですが、そうでなければブログ記事やSNS、比較サイトの口コミなどを参考にできます。
試用
実際にカメラを手に取り、試用してみることが大切です。
ただ、試用するといっても、無料でできるのは、家電量販店やカメラ屋で触ってみることくらいです。あと、知り合いにカメラを持っている人がいたら、貸してもらえるかもしれないですね。
お金がかかってもいいなら、カメラのレンタルサービスを利用するという方法があります。
まとめ:後悔しないために、自分の「撮りたいもの」と「使い方」を明確にしよう

「マイクロフォーサーズ 後悔」というキーワードの裏には、センサーサイズに起因する特性への不安や、フルサイズ機との比較があることが分かりました。
しかし、マイクロフォーサーズには、小型軽量、豊富なレンズ、望遠性能、手ブレ補正といった、他にはない明確な強みがあります。
重要なのは、流行や他人の意見に流されるのではなく、あなたがカメラで何を撮りたいのか、どんな風に使いたいのかを具体的に考えることです。
機動性を重視して、撮りたい瞬間を逃さないことを優先しますか?
それとも、多少重くても、最高の画質や大きなボケ表現を追求しますか?
あなたの撮影スタイルや目的にマイクロフォーサーズのメリットが合致するならば、それは最高の相棒となり、後悔することはないでしょう。
逆に、デメリットと感じる部分があなたの譲れないポイントであるならば、APS-Cやフルサイズなど、他の選択肢を検討する方が幸せになれるかもしれません。
ぜひ、この記事を参考に、ご自身のカメラ選びについてじっくり考えてみてください。あなたのカメラライフが、後悔のない充実したものになることを願っています。