今回の記事では、1年半ほど使った、オリンパスの望遠ズームレンズ「OLYMPUS M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 R」のレビューをしたいと思います。良かった点と不満に感じた点をご紹介します
- 【結論】M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rはおすすめか?
- M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの基本スペック
- M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの良い点
- M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの不満な点
- まとめ
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【結論】M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rはおすすめか?
最初に、総合評価というか、結論を言うと、M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rはかなりおすすめのレンズです。理由は単純で、コスパがかなり高いからです。
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの基本スペック
- 対応マウント:マイクロフォーサーズ
- タイプ:望遠ズームレンズ
- 焦点距離:40-150mm
- 最短撮影距離:0.9m
- 最大撮影倍率:0.16倍
- 開放F値:F4-5.6
- 手ブレ補正:なし
- 防塵防滴:なし
- フィルター径:58mm
- 最大径×長さ:63.5×83mm
- 重量:190g
- 実勢価格:新品15,000円~/中古10,000円以下 程度
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの良い点
コンパクトで軽量
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、焦点距離が35mm判換算で80-300mmもある望遠ズームレンズでありながら、190gと超軽量。大きさも、最大径×長さ=Ø63.5mm × 83mmとコンパクトで、持ち運びが全く苦になりません。
コントラストが高い
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを使うと、コントラストが高く、きれいな風景写真が撮れると感じています。
リーズナブル
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、何といってもリーズナブルなのが魅力。高価な物の性能が良いのは当たり前であり、商品を評価する時には値段と性能のバランスを見るのが大切ですが、M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rのコスパは間違いなく良いです。
新品価格が1.5万円など、破格の値段で売っています。中古では状態の良い物が1万円未満で買えたりします。
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの不満な点
暗い
価格を考えればやむを得ないことではあるし、買う前からわかっていたことですが、このレンズの最小F値はF4.0-5.6となっており、明るいレンズではありません。よって、暗いところでの撮影には向いていないと言えるでしょう。
また、望遠を効かせれば背景をある程度ボカすことはできるけれども、そもそもセンサーサイズが小さめのマイクロフォーサーズマウントな上にF値がこの数値なので、そんなにはボケません。このため、ポートレート写真はあまりキレイに撮れないかもしれません。
ピントのピーキーさが今ひとつ
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、特に望遠域において、ピントが甘いように感じます。この点は、高級レンズに明らかに劣ると思います。
まとめ
M.ZUIKO ED 40-150mm F4.0-5.6 Rには、以下のメリットがあります。
- 軽量でコンパクト
- コントラストが高い
- リーズナブル
明るいレンズではないし、性能面で高級レンズには劣りますが、コスパを考えると間違いなくおすすめできるレンズだと思います。
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