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OMデジタルソリューションズの「OM SYSTEM OM-1」は、オリンパスから引き継いだE-M1シリーズの後継モデルです。今回はこのOM-1のメリットとデメリットを徹底解説します。
※記事の最終更新日: 2024年4月29日
- OM SYSTEM OM-1のスペック情報
- OM SYSTEM OM-1のメリット・デメリット
- OM SYSTEM OM-1の評判・口コミ
- OM SYSTEM OM-1 MarkⅡが2月23日に発売!!
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OM SYSTEM OM-1のスペック情報
OM-1の基本スペックは、下記のとおりです。
- センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
- 有効画素数:2,037万画素
- 感度:ISO80~25,600 (拡張: ISO102400)
- 連写:約10コマ/秒、静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒、静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒
- 液晶モニター:3型, 162万ドット
- ファインダー形式:アイレベル式OLEDビューファインダー, 1.65倍
- ローパスフィルターレス:×
- 5軸手ブレ補正:〇
- ゴミ取り機構:〇
- 内臓フラッシュ:×
- フォーカスポイント:1053点(クロスタイプ位相差AF)、1053点(コントラストAF)
- 端子:USB3.0(タイプC)、HDMIマイクロ
- 大きさ:134.8x91.6x72.7mm
- 重さ:約511g(本体のみ), 約599g(バッテリー,メモリーカード含む)
- 実勢価格:新品21万円程度
OM SYSTEM OM-1のメリット・デメリット
オートフォーカス
メリット
OM-1では、被写体認識機能が強化され、鳥や動物、飛行機などの被写体を自動的に検出し、瞳や頭部にピントを合わせます。これらの機能は、動きの速い被写体を撮影する際に非常に役立ちます。
デメリット
OM-1のトラッキングAFは従来機から実装している「C-AF+TR」です。
このモードは追従を始めたらフレーム全域を使って被写体を追いかけ続けるシステムですが、競合他社と比べるとその追従性能はかなり悪いという評判があります。
連写
メリット
OM-1は、フレーム全域でクロスタイプの像面位相差AFに対応し、追従AF時には50fps、AF/AE固定時には120fpsの連写が可能です。RAW出力に対応しており、ワンショット時と同じ画質で連写できるのは素晴らしいと言えます。
デメリット
連写後、ソニーなどは連写中のカットをグループ化でき、ミスショットはまとめて消去可能ですが、OM-1にはグループ化機能がなく、画像を一枚ずつ選択して消去しなければなりません...。
手ブレ補正
メリット
E-M1シリーズと同様、非常に良好な手ブレ補正を実現しています。
それに加えて、新たに「手ぶれ補正アシスト」を利用可能になり、スローシャッター時に視覚的に手ブレを確認できるようになりました。
デメリット
特になし
コンピュテーショナルフォトグラフィ
メリット
OM-1は、コンピュテーショナルフォトグラフィという言葉を掲げています。これは、デジタル処理によって映像表現を向上させるというコンセプトです。
OM-1では、ハイレゾショットや深度合成、ライブNDなどの機能が格段に性能アップしています。
例えば、ハイレゾショットでは、従来の12秒から5秒に短縮され、手持ちでも50メガピクセルの高解像度画像が撮影できます。また、ライブNDでは、ファインダーでリアルタイムに減光効果を確認でき、シャッタースピードを遅くして流し撮りができます。これらの機能は、撮影の幅を広げるだけでなく、現像の手間を省くこともできます。
デメリット
特になし
堅牢度
メリット
OM-1と同様、E-M1シリーズから引き続き、堅牢度の高いモデルとなっています。
具体的には、防塵・防滴保護等級IP53および-10度の耐低温という高い耐候性能を備えています。
デメリット
特になし
バッテリー
メリット
OM-1では、従来のBLH-1からBLX-1にバッテリーが変更されました。このバッテリーは、E-M1初期型のようなカマボコ型で、容量は1,720mAhから2,280mAhに増量されており、520枚の撮影が可能です。
デメリット
ただ、バッテリーの形状が変わったことで、従来のバッテリーグリップや互換バッテリーが使えなくなりました。これは、E-M1シリーズのユーザーにとっては、費用や手間の増加になります。
OM SYSTEM OM-1の評判・口コミ
X
約1年振りのOM-1(マークⅡではない。)
— F.Mori (@mo_ri_11) 2024年2月4日
便利ズームのようなものをつけてますがやっぱり良いです。コンパクトでかなりズームできて機動力高い。自分に合ってるという事だね。 pic.twitter.com/KzG1P5TfVl
OMDS OM-1で撮った深度合成の一枚
— Shunsama0321 (@shunsama0321) 2024年2月5日
5点測距でそれぞれのピントの合っている部分を5枚合成しているがもっと手前まで合成させても良かったかも。
このような撮り方ができるところがデジタルの良いところ。#深度合成 #鉄道写真 #紀州鉄道 #OMDS pic.twitter.com/Dr5iMLAVgP
YouTube
OM SYSTEM OM-1 MarkⅡが2月23日に発売!!
藤原さんと岡山の彼方此方を散策📷👀
— 木村琢磨🐾TAKUMA KIMURA/はち株式会社代表/書籍『図解で分かる名所の撮り方』発売中 (@PhoTones_Re) 2024年2月4日
写真談義も出来て楽しかった〜😉
ジンバルは使わず、手持ちでフレキシブルに。
使用機材
OM SYSTEM OM-1 Mark II
M.ZD8-25/4.0PRO
M.ZD12-40/2.8PROII
M.ZD12-100/4.0PRO pic.twitter.com/atKTKN0fkX
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