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マイクロフォーサーズシステムの立体感・ボケ感を探る

マイクロフォーサーズカメラは、その小型軽量なボディで知られていますが、一部の写真愛好家からは立体感についての疑問が投げかけられています。

フルサイズと比較して、マイクロフォーサーズの立体感はどのように異なるのでしょうか?

※記事の最終更新日: 2024年5月1日

 

センサーサイズとボケ・立体感

カメラのセンサーサイズ

フルサイズカメラは、大きなセンサーと明るいレンズにより、美しいボケを生み出すことができます。

一方、マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さく、ボケの表現はやや難しいとされています。

 

しかし、マイクロフォーサーズでも立体感を引き出す方法があります。

 

マイクロフォーサーズでも立体感を引き出す方法

美しい蝶々

レンズの選択

マイクロフォーサーズシステムには、幅広いレンズが用意されています。

特に明るい単焦点レンズを使用することで、被写体を際立たせ、立体感を演出できます。

単純化して言うと、マイクロフォーサーズのF値を2倍したものが、フルサイズでのボケ感になります。

例えば、F1.4のレンズを活用すると、フルサイズのF2.8に近いボケ量を実現可能です。

以下は、「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」で撮影した写真。

f1.7なので、フルサイズだとF3.5くらいのボケ感ということになります。ある程度の立体感を感じることができる。

LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.で撮影したタンポポ

LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.で撮影した花

LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.で撮影した新緑

 

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構図と被写体の配置

立体感を強調するために、被写体を前景に配置することが重要です。

遠近感を意識して、背景との距離を活かして撮影すると、立体感のある写真が得られます。

例えば、以下は「LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 II」で撮影した写真。

望遠ズームで撮ると、それなりのボケ量が出て、立体感を感じることができます。

LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 IIで撮影した木の葉

LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6 IIで撮影した猿

 

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結論

マイクロフォーサーズシステムは、立体感を引き出すための工夫が必要ですが、適切なレンズと構図を選ぶことで、美しい写真を撮ることができます。

フルサイズとは異なる魅力を持つマイクロフォーサーズを活用して、立体感のある作品を創りましょう。

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