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新発売の「OM SYSTEM Tough TG-7」の特徴は?「Tough TG-6」との違いは?

新発売の「OM SYSTEM Tough TG-7」

◆この記事にはPRが含まれています。

OMデジタルソリューションズは、「OM SYSTEM」ブランドになってから初めて、「Tough」シリーズの新機種を発売しました。

機種名は「OM SYSTEM Tough TG-7」(以下「Tough TG-7」)で、2023年10月13日に発売すると発表されました。

今回は「Tough TG-7」の特徴や、旧モデルの「OLYMPUS Tough TG-6」との違いをご紹介します。

※記事の最終更新日: 2023年12月22日

 

OM SYSTEM Tough TG-7の基本スペック

カメラの設計図

Tough TG-7の基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1/2.33型CMOS (裏面照射型)
  • 有効画素数:1200万画素
  • 焦点距離:4.5~18mm (フルサイズ換算で25~100mm)
  • 光学ズーム:4倍
  • F値:F2.0~F4.9
  • 感度:ISO100~12800 
  • 最短撮影距離:10cm(標準), 1cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 104万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正:センサーシフト式
  • 端子:USB2.0 Type-C、HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:113.9x65.8x32.7mm
  • 総重量:249g
  • 価格感:新品5.5~6万円くらい

 

 

OM SYSTEM Tough TG-7のメリット・デメリット

OM SYSTEM Tough TG-7

※画像引用元: OM-SYSTEM 

メリット

  • 高い防水・耐衝撃性能

→アウトドアや作業現場などでハードに使える

  • 光学ズーム4倍

→普通に便利

  • マクロ撮影が可能

→最短撮影距離が1cmなのでかなり寄れる

  • F2.0の高性能なレンズ

→まぁまぁ明るいレンズ

デメリット

  • センサーサイズが小さめ

→画質に限界あり。最新のスマホカメラのセンサーよりも小さい

  • ファインダーがない

→晴天下では撮影がしづらい場面もある

 

Tough TG-7とTough TG-6の違いは?

TG-7とTG-6に大きな違いはありません。TG-7はTG-6のマイナーチェンジモデルとなっています。

変更点は以下のとおりです。

  • ロゴが「OLYMPUS」から「OM SYSTEM」に変更
  • グリップが大きくなった
  • USB端子が「マイクロUSB」から「USB Type-C」に変更
  • Bluetoothに対応(「ワイヤレスリモコン」が使用可能になった)
  • 「縦位置動画撮影」機能に対応

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OM SYSTEM Tough TG-7の評判・口コミ

 

OM SYSTEM Tough TG-7の関連動画

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【レビュー】LUMIX DC-TX2/TX2D メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

LUMIX DC-TX2

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LUMIX DC-TX2/TX2Dは、個人的におすすめのコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の1つです。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2024年1月11日

LUMIX DC-TX2/TX2Dはなぜおすすめ?

手にしているカメラとクエスチョンマーク

最初に、LUMIX DC-TX2/TX2Dがおすすめな理由をご説明します。

LUMIX DC-TX2/TX2Dがおすすめな理由

TX2/TX2Dがおすすめなのは、1型センサーとパナライカの高品質のレンズを搭載していて、優れた画質を実現しているとともに、光学15倍という高倍率のズーム機能も持ち合わせているからです。ファインダーもきちんと搭載されています。

1型センサーと高倍率ズームが貴重なのはなぜか

スマホのカメラ性能がどんどん上がっている中、コンデジの必要性は低下しています。実際に、コンデジを購入する人は減っており、カメラメーカーもコンデジにあまり力を入れなくなってきています。

ただ、僕は個人的には、以下の2つの条件のいずれかをクリアしているコンデジであれば、今も十分に存在価値があると思っています。

 

・1型(1インチ)以上のイメージセンサーを搭載していること

スマホのカメラの画質が向上しているとはいえ、さすがに1型のイメージセンサーを搭載しているスマホはごく僅かです。

このため、1型以上のセンサーを搭載しているコンデジであれば、スマホのカメラよりも画質の点で確実に優位に立てます。

今後、1型センサー搭載のスマホが増えたとしても、スマホの小さいレンズでは、同じ1型センサーのコンデジの画質を超えるのはかなり難しいでしょう。

 

・高倍率ズーム機能を搭載していること

今のスマホのカメラの中には、光学4倍や5倍のズームができる機種もあります。これ自体は驚くべき進化ですが、さすがに光学10倍や20倍ズームの機能を搭載するのは難しいでしょう。

このため、手軽に持ち歩ける小さなボディに高倍率のズーム機能を搭載しているコンデジは、今後もスマホに対して優位性を維持していけると思います。

 

TX2/TX2Dはこれらの2つの条件を両方ともクリアしている点で、かなりおすすめのコンデジと言えます。

 

LUMIX DC-TX2の基本スペック

LUMIX DC-TX2

※画像引用元: https://panasonic.jp

LUMIX DC-TX2の基本スペック

  • センサー:1型MOS
  • 有効画素数:2,010万画素
  • 焦点距離:8.8-132mm (35mm換算で24-360mm)
  • F値:F3.3~F6.4
  • 光学ズーム:15倍
  • 感度:ISO125~12,800 (拡張: ISO80,100,25600)
  • 連写:約10コマ/秒
  • 液晶モニター:3型, 124万ドット
  • ファインダー形式:0.21型フィールドシーケンシャル方式
  • 手ブレ補正:光学式
  • 端子:microUSB2.0, HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:111.2×66.4×45.2mm
  • 総重量:340g
  • 価格感:新品10.5万円程度/中古8万円程度(2023年12月現在)

LUMIX TX2とTX2Dは何が違うか

TX2Dは2022年10月20日に新しく発売されたモデルです。

TX2Dでは、TX2の背面の液晶モニターが124万ドットから184万ドットに変更されています。

これ以外に特に大きな仕様の変更はないので、TX2DはTX2をマイナーチェンジしたモデルだと考えてよいでしょう。

 

 

LUMIX DC-TX2/TX2Dのメリット・デメリット

カメラを手にしている

TX2/TX2Dのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

既に述べましたが、メリットは1型センサーとパナライカの高品質のレンズを搭載していて、優れた画質を実現していることです。

また、光学15倍という高倍率のズーム機能を搭載しているのも大きな魅力です。

デメリット

コンデジとしては多少大きくて重いです。ポケットに入れるのは難しいでしょう。

ただ、でっぱりのない直方体のボディなので、カバンのサイドポケットなどには入れやすいです。

1型センサーで高倍率ズームであることを考えると、かなりコンパクトに仕上げたのではないでしょうか。

 

LUMIX DC-TX2/TX2Dの評判・口コミ

TX2は「価格コム」のサイトで、4.08の満足度を獲得しています。

「これ一台で大体完結してしまうので他のカメラをあまり持ち歩かなくなった」、「静止画だけではなく動画性能にも満足」といった口コミが見られます。

TX2についてのツイート

TX2についてのYouTube動画

www.youtube.com

 

 

ライバル機種はRX100M7?

sonyのカメラのイメージ

TX2/TX2Dのライバル機種は、同じ1型センサーで8倍ズームレンズを搭載しているSONYのRX100M7(またはその1つの前の世代のRX100M6)と言えるかもしれません。

正直、巷での評判はRX100M7やRX100M6の方が上です。

ただ、新品価格がRX100M7が新品で15.5万円くらい、RX100M6でも13万円以上するということで、TX2よりも高いです。

その価格を許容できるのであれば、RX100M7やRX100M6も非常におすすめです。

TX2とRX100M7の比較

TX2がRX100M7と比較して優位な点

  • 価格
  • ズーム倍率

RX100M7がTX2と比較して優位な点

  • オートフォーカス性能
  • レンズの明るさ
  • 小型・軽量

 

 

LUMIX DC-TX2/TX2Dレビューのまとめ

LUMIX DC-TX2/TX2Dはおすすめのカメラです。

1型センサーのパナライカのレンズ、光学15倍ズームという魅力があります。

ただ、「コンデジ」としてはやや大きくて重いのが注意点です。

 

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関電トンネルトロリーバス 扇沢駅/黒部ダム駅【PowerShot G16で撮影】

扇沢駅

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撮影日: 2015年10月16日

関電トンネルトロリーバスの扇沢駅(長野県大町市)と黒部ダム駅(富山県中新川郡立山町)で撮影した写真(使用機材: Canon PowerShot G16)をお送りする。

※記事の最終更新日: 2023年9月13日

 

扇沢駅

 

扇沢駅

 

黒部ダム駅

 

関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅で撮影した写真

関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅で撮影した写真

 

車内風景

関電トンネルトロリーバスの車内風景

 

関電トンネルトロリーバスについて

関電トンネルトロリーバスは、の扇沢駅と黒部ダム駅との間を運行していた。なお、トロリーバスとは、道路上空に張られた架線から電気を受けて、その電気を動力として走行するバスのことである。

 

「バス」という名称になっており、外観もバスに近いが、「鉄道事業法」に基づいて運行が行われ、法律上「鉄道」として扱われていた。事実、正式名称は「無軌条電車」(むきじょうでんしゃ)である。

 

しかし、2018年12月に関電トンネルトロリーバスは廃線となった。代わりに電気バス(関電トンネル電気バス)による運行が開始された。これは「鉄道」ではなく「バス」として扱われているため、扇沢駅・黒部ダム駅は鉄道駅ではなくなった。

 

黒部ダムの紅葉

黒部ダムの紅葉

黒部ダムの紅葉

 

PowerShot G16について

PowerShot G16

今回掲載した画像は、Canonの「PowerShot G16」という2013年に発売されたコンデジで撮影したものであるが、今見るとキレイに写っていると感じる。

 

センサーサイズは1/1.7ということで、下手をすると最新のスマホカメラのセンサーサイズよりも小さいが、それでも写りが良い。

 

全体にピントを合わせるような風景写真の場合、今使っているマイクロフォーサーズの一眼カメラと遜色ないように思う。

 

下記は、G16からさらに性能が進化した、1インチセンサー搭載のG7X MarkⅢ(LumixのGX7 MarkⅢと名前が似ていて紛らわしい)。こちらもかなり評価が高い。

 

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カメラは使っているうちに、その写りに慣れてきて、他の最新機種の方がキレイに撮れるのではないかと思って欲しくなってしまう。

 

しかし、そんな時は立ち止まって、今使っているカメラの良さを見つめ直したいものだ。

 

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パナソニックがLUMIX G100Dを発表!G100との違いは?

パナソニックがLUMIX G100Dを発表

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パナソニック(Panasonic)が小型ミラーレスカメラ 「LUMIX DC-G100D」(以下、「LUMIX G100D」)を新たに発表しました。2020年7月に発売された「LUMIX G100」の後継モデルです。

今回の記事では、このLUMIX G100Dのスペックや発売日、予想価格、G100との違いについてご紹介したいと思います。

※記事の最終更新日: 2023年12月9日

 

LUMIX G100Dのスペック

【LUMIX G100Dの基本スペック】

  • センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
  • 有効画素数:2,030万画素
  • 感度:ISO200~25,600 (拡張: ISO100)
  • 連写:約5~10コマ/秒
  • 液晶モニター:3型, 184万ドット, バリアングル式
  • ファインダー形式:有機EL(OLED)LVF, 1.48倍
  • ローパスフィルターレス:〇
  • 手ブレ補正:×
  • ゴミ取り機構:×
  • 内臓フラッシュ:〇
  • フォーカスポイント:49点(コントラストAF)
  • 端子:USB Type C, HDMIマイクロ
  • 大きさ:115.6x83.1x54.2mm
  • 重さ:約346g(バッテリー,メモリーカードを含む)

 

LUMIX G100Dの特徴

G100Dの大きな特徴は、G100と同様、小型で軽量なことです。

コンパクトで持ち運びがしやすいのがマイクロフォーサーズの利点ですが、その利点を存分に味わえる機種となっています。

また、G100はVlogユーザーを意識して動画機能を盛り込んだモデルとして登場しました。G100Dも同じです。ただ、パナソニックによると、結局はG100の購入者の7割以上が写真撮影メインのユーザーだそうです。果たして、このG100Dはどうなるでしょうか?

後述の通り、G100Dでは写真ユーザーを意識したレンズキットが追加されています。また、動画撮影で4Kだと10分までしか撮影できない・撮影しながらのUSB給電には非対応といった、動画撮影をする上でのデメリットはG100から変わっていませんので、G100Dも結局、写真撮影メインのユーザーから多く支持されるかもしれませんね。

 

 

LUMIX G100Dの発売日や予想価格は?

■LUMIX G100Dの発売日:2024年1月26日(金)

■店頭予想価格(税込):

・12-32mmズームレンズ付き→8万9,000円前後

・12-32mmズームレンズ+トライポッドグリップ付き→9万4,000円前後

・12-32mmズームレンズ+45-150mmのズームレンズ付き→10万7,000円前後

 

LUMIX G100DとG100との違いは?

基本性能はG100と変わらないマイナーチェンジとなっています。

変更点は以下の3つのです。

1. OLEDファインダーを搭載

2. USB Type-Cに対応

3. レンズキットのラインアップが追加された

これらの変更点について順番に見てみましょう。

1. OLEDファインダーを搭載

G100では368万ドット相当LCOS(倍率0.73倍)でしたが、G100Dでは236万ドットOLED(0.74倍)となっており、視認性が向上しています。

2. USB Type-Cに対応

今はType-C接続の機器の普及が拡大していますので、この仕様変更は地味に大きいです!

3. レンズキットのラインアップが追加された

今回「レンズキット」が1種類追加されています。つまり12-32mmの標準ズームレンズと45-150mmの望遠ズームレンズの2本が付属するダブルズームキット(Wキット)も用意されました。このWキットは写真ユーザーを意識して追加されたらしいです。

 

 

LUMIX G100Dの関連動画

「旅、スナップに最適な軽量コンパクトなLUMIX G100D登場!」

www.youtube.com

 

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【レビュー】LUMIX G9PROII メリット,デメリット/評判,口コミ

LUMIX G9PROII

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今回の記事では、2023年10月27日に発売された、パナソニックのマイクロフォーサーズのミラーレス一眼「LUMIX DC-G9M2」(以下「G9PROII」)のレビューをしたいと思います。

その特徴やメリット・デメリットをご紹介します。また、巷での評判や口コミもも掲載します。

※記事の最終更新日: 2023年11月30日

LUMIX G9PROIIはどんなカメラ?

G9PROIIは、パナソニック(LUMIX)のマイクロフォーサーズカメラの中で最上位機種だったG9PROの後継機です。

G9PROが発売されたのは2018年1月ですから、それから約5年半の歳月を経て発売されました。発売を待ちわびていたファンも多かったようです。

大きな特徴としては、フルサイズミラーレス「LUMIX S5II」と同じボディを採用していることがあります。

フルサイズのS5IIとマイクロフォーサーズのG9PROIIの両刀使いをするユーザーが一定数いることを意識してそのようなボディにしたのだと思います。

また、有効2521万画素の新センサーと新世代の画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」を搭載しています。

前モデルは有効画素数が2033万でしたので、解像度が約25%アップしています。

 

LUMIX G9PROIIの基本スペック

【LUMIX G9PROIIの基本スペック】

  • センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
  • 有効画素数:2,521万画素
  • 感度:ISO100~25,600 (拡張: ISO50)
  • 連写:約60~75コマ/秒
  • 液晶モニター:3型, 184万ドット, バリアングル式
  • ファインダー形式:LVF, 1.6倍
  • ローパスフィルターレス:〇
  • 手ブレ補正:5軸8段
  • ゴミ取り機構:〇
  • 内臓フラッシュ:なし
  • フォーカスポイント:779点(像面位相差AF)/315点(コントラストAF)
  • 端子:USB3.2 Type C, HDMI
  • 大きさ:134.3x102.3x90.1mm
  • 重さ:575g
  • 実勢価格:新品230,000円程度

 

LUMIX G9PROとG9PROIIの違い

G9PROからG9PROIIになって進化した点は、主に下記の点です。

  • 有効画素数:2033万→2521万
  • ボディ内手ブレ補正:6.5段→8.0段
  • 光学IS連携手ブレ補正:6.5段(~望遠域)→7.5段(~望遠域)
  • 画像処理エンジンが最新世代に進化
  • 常用ISO感度:200~25600→100~25600
  • 拡張ISO感度:100→50
  • ダイナミックレンジブーストを導入(詳細は後述)
  • AF方式:コントラスト検出→コントラストと像面位相差とのハイブリッド
  • 測距点:225→779
  • 被写体検出機能:人体認識/動物認識→人体/動物/車両/バイク
  • 高速連続撮影 AF/AE固定:約60コマ/秒(電子)→約75コマ/秒(電子) 
  • 高速連続撮影 AF/AE追従:約20コマ/秒(電子)→約60コマ/秒(電子)
  • モニター解像度: 約104万ドット→約184万ドット   
  • 動画の画質:4K対応→8K対応
  • ハイスピードカメラ:FHD 180fps→4K 120fps、FHD 300fps
  • 動画連続撮影制限:30分録画制限→無制限
  • 動画ログ撮影:V-Log L→V-Log、V-Gamut
  • リアルタイムLUTを新たに搭載(詳細は後述)
  • デジタル端子:USB3.0 Micro-B→USB3.2 Gen2 Type-C

 

LUMIX G9PROIIのメリット(良い点)

タイのビーチ

ダイナミックレンジブースト

G9PROIIは、新しく開発された有効2521万画素Live MOSセンサーを搭載しており、このセンサーにおける特筆すべき点は「ダイナミックレンジブースト」です。

「ダイナミックレンジブースト」は、LUMIX GH6で初めて導入された高画質向上機能です。この機能は、低感度と高感度に対して独自の処理を行い、各画素ごとに合成することで、低ノイズかつ豊かな階調を実現します。

GH6では、この機能は特定の画質設定でISO800またはISO2000以上の感度で利用可能でしたが、G9PROIIでは、常用感度の最低値であるISO100から自動的に適用されるようになりました(※オン・オフの設定も不要)。

高速連写時やフレームレートが60fpsを超える動画撮影など、一部の条件では効果が限定的ですが、常用感度での画質が飛躍的に向上しました。

特に、シャドウ部分の階調表現が改善され、RAW現像時にもシャドウを調整してもトーンが飛びにくく、より滑らかな階調が得られるようになりました。

このため、マイクロフォーサーズでありながら、フルサイズセンサーに劣らない階調表現を発揮します。

リアルタイムLUT

G9PROIIには、S5IIと同様、「リアルタイムLUT」の機能が搭載されています。

「リアルタイムLUT」とは、LUMIX独自のフォトスタイルに加え、新たにカメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用し、自身の好みに合わせた雰囲気や色調を写真や動画に反映して記録できる機能です。

この機能により、例えば「フィルムルック」「ノスタルジー」「ナチュラル」「ティール&オレンジ」など、自分の好みに合った雰囲気や色調を、撮影時にすぐに反映させて記録できます。そのため、撮影後の色補正が必要なくなり、ワークフローが効率的になります。

また、LUTは有償・無償を問わずインターネット上で入手可能なため、LUTの制作に習熟していない方でも、リアルタイムLUTを活用できる便利な機能となっています。

LEICAモノクローム

G9PROIIは、新しく「LEICAモノクローム」というモードを、仕上がり設定「フォトスタイル」に搭載しています。

これにより、もともと「LUMIXシリーズ」が高いモノクロ表現力で知られている中で、さらに魅力的なモノクロモードがG9PROIIに追加されました。

パナソニックによれば、他のメーカーのデジタルカメラで「LEICA」の名前が付いた画質設定を搭載するのは初めてのことです。

このモードは、モノクロ表現に特にこだわりを持つライカとの協業によって生まれ、ライカとの緊密な連携のもとでチューニングが行われたと説明されています。

パナソニックによると、このモードは、メリハリを持ちつつディテールを保ちつつ、明るいハイライトを特徴とし、より硬調でダイナミックな雰囲気を演出するとのことです。

 

強力な手ブレ補正効果

G9PROIIでは、ボディ内に組み込まれた5軸手ぶれ補正機構の性能が向上し、最高で8段の手ぶれ補正が実現されています。

また、望遠レンズを使用した場合でも優れた安定性を提供する「Dual I.S. 2」というレンズとボディの協力による手ぶれ補正は、7.5段の補正能力を持っています。

これらの仕様により、G9PROIIは、広角から望遠までのシーンで手ぶれを効果的に抑えて撮影できる、LUMIX史上最高の手ぶれ補正性能を提供しています。

さらに、動画撮影時における電子手ぶれ補正も進化し、特に高速撮影時などに発生する大きな手ぶれを効果的に抑制し、周辺歪みの補正も向上しているとのことです。

一億画素の手持ちハイレゾモード

G9PROIIのハイレゾモードは、1回のシャッター操作で複数の写真を撮影し、それらをカメラ内で合成することで、最大一億画素相当の超高解像度写真を生成する機能です。

この機能を活用することで、ファインダー越しに見た風景の細部まで、まるで手で触れるかのように鮮明にキャプチャすることが可能となります。

像面位相差AF

G9PROIIは、S5IIに続き、像面位相差AF(779点)を搭載しています。これは、マイクロフォーサーズ機である「LUMIX Gシリーズ」において初めての像面位相差AFを備えたモデルです。このため、逆光や低照度などの厳しい条件下でも被写体の追従性が向上しています。

さらに、「リアルタイム被写体認識AF」の機能も向上しており、「人物」と「動物」の認識に加えて、「動物の瞳」や「車」「バイク」の認識にも新たに対応しました。

また、「人物」については上半身のみの認識も可能になり、認識の精度が向上しています。

超高速連写

「LUMIX G9PROII」は、電子シャッターを使用した際に、AFCモードで最大約60コマ/秒、AFSモードで最大約75コマ/秒という超高速の連写を実現しています。

特にAFCモードにおける連写性能は驚異的で、2023年9月12日時点ではマイクロフォーサーズカメラのAF追従連写として最速となっています。

バッファメモリーが強化されており、超高速連写中でも3秒以上にわたって連写を維持できるとされています。

 

 

LUMIX G9PROIIのデメリット(不満な点)

雨に濡れた花

フルサイズとボディサイズが一緒

既述のとおり、G9PROIIは、フルサイズカメラのS5IIと同じボディを採用しています。当然、ボディの大きさは一緒です。

マイクロフォーサーズの大きな利点の一つは、ボディを無理なくコンパクトな設計にできることですが、G9PROIIでは敢えてそのメリットは実現させていません。マイクロフォーサーズのカメラとしては大きめのボディとなっています。

もちろん、ボディが大きいことには、持ちやすいというメリットもあります。ただ、マイクロフォーサーズの魅力がコンパクトさにあると考えるユーザーにとってはデメリットとして映ってしまうでしょう。

無論、レンズに関しては、マイクロフォーサーズならではのコンパクトさやリーズナブルさの恩恵にあずかることができます。

価格がやや高い

現在のところ、G9PROIIは約23万円という価格になっています。この価格帯には多くの競合カメラが存在しています。

23万円出せば、フルサイズカメラも購入できます。

また、APS-Cカメラの高性能モデルも数多く存在します。

ここ最近はAPS-Cカメラの人気や需要も高まり、以前はマイクロフォーサーズ優位だった動画機能や手振れ補正、レンズラインアップの差が埋まりつつあります。

G9PROIIは、LUMIXファンやマイクロフォーサーズ好きであれば間違いなく「買い」でしょうが、その他のユーザーに選ばれるかどうか、そこは発売されてみないとわかりません。

 

LUMIX G9PROIIの評判や口コミ

SNS上の評判や口コミ

G9PROIIは、旧モデルからいろいろな面でうれしい進化があったので、喜びの声や良い口コミが多数上がっています。

ツイッター上の評判,口コミ

YouTube上の口コミ

LUMIX G9PROII ファーストインプレッション!

www.youtube.com

 

 

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有楽町駅 JR国際フォーラム口と東京メトロD4,D5,D6出口【風景写真と出口情報】

有楽町駅 JR国際フォーラム口

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撮影日: 2021年4月24日

有楽町駅のJR国際フォーラム口と東京メトロD4,D5,D6出口の周辺で撮影した風景写真をお送りする。また、出口案内の情報も掲載する。

※使用カメラ: HUAWEI NOVA 5T

※記事の最終更新日: 2023年12月1日

 

JR有楽町駅 国際フォーラム口

周辺の風景写真

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口↓。

1枚目と2枚目の奥に写っているガラス張りの高層ビルは「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」。

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口

JR京浜東北線と山手線が乗り入れている有楽町駅の国際フォーラム口

JR国際フォーラム口から行ける場所(出口案内)

  • 東京国際フォーラム
  • 角川シネマ有楽町
  • よみうりホール
  • 皇居外苑
  • 帝国劇場
  • 有楽町1丁目
  • 丸の内3丁目

JR国際フォーラム口周辺の地図

JR国際フォーラム口の目の前のビックカメラに入店

JR有楽町駅国際フォーラム口の目の前にビックカメラがあったので、入店してカメラをいじってきた。

いろいろなカメラに触れたが、ニコンのAPS-Cミラーレスの「Z50」の軽さとグリップの握りやすさにびっくりした。

また、軽いのに手の感触からボディの「堅牢性」が伝わってくる点も驚きだ。

僕はレンズのコスパの良さや選択肢の多さから、今のところ「マイクロフォーサーズ派」なのだが、もしAPS-Cに乗り換えるとすれば、間違いなくZ50を選ぶと思う。

 

 

東京メトロ有楽町駅 D4,D5,D6出口

東京メトロ有楽町駅の構内図

東京メトロ有楽町駅の構内図

東京メトロ有楽町駅のD4,D5,D6出入口は、どれも「国際フォーラム」の近くに位置する。

D4出口のストリートビュー

D4出口から行ける場所(出口案内)

※利用可能時間 7:00〜23:00

  • ビックカメラ 有楽町店
  • 角川シネマ有楽町
  • よみうりホール
  • 有楽町2丁目

D5出口の写真

東京メトロ有楽町線の有楽町駅D5出入口

D5出口から行ける場所(出口案内)

※利用可能時間 7:00〜23:00

  • 東京国際フォーラム
  • 相田みつを美術館
  • 丸の内3丁目

D6出口のストリートビュー

D6出口から行ける場所

※利用可能時間 7:00〜23:00

  • ビックカメラ 有楽町店
  • 角川シネマ有楽町
  • よみうりホール
  • 有楽町2丁目

 

東京国際フォーラムの入り口の風景

風景写真

東京国際フォーラム入口

東京国際フォーラムとは?

国際フォーラムは、1997年1月10日に開館した公的総合文化施設であり、代表的な国際コンベンションセンターの1つとなっている。

旧東京都庁跡地に建てられた。

7つのホール、展示ホール、33の会議室、相田みつを美術館、太田道灌の像などがある。

設計は渡辺邦夫によって行われたが、ガラス棟の構造に迫力があり、ツイッター等の投稿写真でよく見かける。

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関連動画

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LUMIX DC-G9 PROが大幅値下げでコスパ最強に!超お買い得

DC-G9 PRO

パナソニックのマイクロフォーサーズカメラのフラグシップ機「LUMIX DC-G9 PRO」(以下「G9 PRO」)は、後継モデル「LUMIX G9 PRO II」が登場し、公式ウェブサイトで生産終了と発表されました。

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「G9 PRO」は古い型落ちモデルとなったことで、相場がついに9万円ほどになりました。市場にはまだ在庫が残っているようです。

 

2017年に登場したこのパナソニックのミラーレスカメラは、2000万画素の4/3型 Live MOSセンサーを備え、度重なるファームウェアアップデートで被写体検出AFやプリ連写、ハイレゾモードなどが実装されています。

 

当初は20万円と高価でしたが、その後、急速に価格が下がり、10万円くらいの価格帯となりました。

 

10万円付近の価格帯としては、コストパフォーマンスが非常に高く、多くの人に愛用されてきました。それが今回、9万円ほどの価格になり、さらにお買い得のカメラになったわけです。

 

オートフォーカス性能に特別こだわらないならば、今でも十二分に使えるカメラです。

 

9万円の価格帯の他の製品としては、「LUMIX G99」や「OM-D E-M10 Mark IV」などがあることを考えると、価格に対して相当に高機能なカメラであることが分かります。

 

後継機の「LUMIX G9 PRO II」が約23万円ですから、「G9 PRO」はその4割ほどの価格で購入できることになります。旧世代と新世代でここまで価格に差が生まれるのは珍しいことではないでしょうか。

 

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【Insta360 X3】特徴やメリット,デメリット-360度撮影ができるカメラ!

Insta360 X3

◆この記事にはプロモーションが含まれています。

映画のような特殊効果が施された動画を制作するには、高価なカメラや専門の編集知識が必要であり、経験がないと挑戦するのは難しいことがあります。

でも、アクションカメラの「Insta360 X3」があれば、手軽に360度撮影や編集ができ、映画やテレビのようなおもしろい動画や目を引くビデオを簡単に制作できます。

今回の記事では、このカメラの特徴やメリット・デメリットを解説します。

※記事の最終更新日: 2023年11月10日

Insta360 X3 の特徴やメリット

高画素な上に360度の撮影に対応している

「Insta360 X3」は5.7Kの高解像度での映像撮影や、7,200万画素の写真撮影が可能です。

高画素なので、大型のディスプレイで再生しても映像がぼやけません。

しかも、360度の撮影に対応しているため、通常のカメラでは難しいアングルで動画や写真を撮影することができます。

高い防水性能

防水性能は水深10mまで対応しており、スポーツやアクティビティなどのシーンもダイナミックに記録できます

優れた携帯性

わずか150gという軽さで携帯性にも優れています。

アプリが秀逸

X3に限らず、Insta360製のカメラ全般に当てはまることですが、スマホ用のアプリがよくできています。

撮影方法のチュートリアルを見ることができて、使い方で困ったときに助かります。また、自動編集機能が優れていて、自分の想像を上回る驚きの映像になることもあります。

アプリをスマホにインストールしてカメラと連携させれば、自撮り棒などでカメラが手元から離れていても、スマホの画面で操作できるので便利です。

見えない自撮り棒を使えばさらに便利

アクセサリーの「見えない自撮り棒」は必須アイテムです。

不思議なことに自撮り棒が動画に写らないので、ワンオペでも第三者が撮影したような映像が作成できます。

小型の三脚としても使えるので、カメラを置いた状態で撮影が可能です。

 

Insta360 X3 のデメリット

リフレーミングが面倒

360度モードで撮った映像素材は、編集の段階でリフレーミングしなければなりません。つまり、使う部分を切り出す必要があります。この作業を面倒に感じる人もいるかもしれません。

画質にやや難

上述のとおり、360度モードで撮った動画はリフレーミングするので、解像度が下がってしまいます(フルHD相当に下がる)。

また、暗所での撮影にはそこまで強くないようです。

レンズの扱いに注意が必要

360度カメラということで、レンズの部分が外に飛び出ている設計になっています。

このため、傷が付くリスクがあります。

心配な方はレンズガードを購入した方が良いでしょう。

 

Insta360 X3 の関連動画

Insta360 X3については、使い方の動画も公開されていますので、安心です。

公式サイト:Insta360°

www.youtube.com

 

Insta360 X3のレビューまとめ

Insta360 X3は、普通のデジカメやスマホのカメラなどでは絶対に撮れない画角で動画や写真を撮影できます。

人の目を引く動画や迫力満点のビデオを作りたい方に大変おすすめです。

購入は以下の公式サイトでできます。

公式サイト:Insta360°

 

SONYがグローバルシャッター搭載のミラーレスカメラ「α9 III」を発表!予想価格は?

SONYが発表した、グローバルシャッター搭載のミラーレスカメラ「α9 III」

SONY(ソニー)は、2023年11月にグローバルシャッター方式を採用したミラーレスカメラ「α9 III」を発表し、予約販売と発売日を発表しました。

※記事の最終更新日: 2023年11月9日

 

SONYが「α9 III」を発表!

 

SONYは、(レンズ交換式デジタルカメラとして)世界初の「グローバルシャッター方式」のフルサイズイメージセンサーを搭載したミラーレスカメラ「α9 III」を発表しました。

ボディ単体(ILCE-9M3)の予約販売は2023年11月16日10時に開始し、2024年1月26日から発売される予定です。

 

「α9 III」の特徴や性能

 

「α9 III」は、新たに開発した有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS(エクスモア アールエス)」に、グローバルシャッター方式を採用しています。

 

この方式により、高速で動く被写体を捉える際に生じる画像の歪みを解消し、肉眼で見たままの形状で撮影できるとされています。

 

さらに、画像処理エンジン「BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)」とAIプロセッシングユニットの組み合わせにより、高精度な被写体認識とブラックアウトフリーのAE/AF追随、最高約120コマ/秒の連続撮影性能を実現しています。

 

また、シャッターボタンを半押しした状態から全押しすると、最大1秒前までの連写画像を記録できるプリ撮影機能を搭載しています。

 

その他にも、撮影中の連写速度変更や、高品位な合成を可能にする「コンポジットRAW撮影」など、プロの撮影に適した機能を提供しています。

 

 

 

シャッタースピードは最速1/80000秒まで実現し、「高速で動く被写体を止めるような瞬間を捉えることが可能」としています。

 

また、ソニー製フラッシュを装着した場合、シャッタースピード1/80000秒までの全速でフラッシュを同調して撮影できます。

 

感度は静止画・動画ともにISO250から25600に対応しており、静止画では拡張でISO125から51200に対応しています。

 

光学式5軸ボディ内手ぶれ補正も備え、8段分の補正効果を発揮します。

 

「α9 III」には3.2型の4軸マルチアングル液晶モニター(約209万ドット)と240fps対応の電子ビューファインダー(約944万ドット)が装備されています。

 

バッテリー「NP-FZ100」を使用することで、静止画撮影時には約410枚(ファインダー使用時)/約520枚(液晶モニター使用時)の撮影が可能です。

 

実動画撮影時には約90分(ファインダー使用時)/約95分(液晶モニター使用時)の撮影ができます。

 

本体のサイズは約136.1(幅)×96.9(高さ)×82.9(奥行)mmで、重量は約618g(本体のみ)/約703g(バッテリーとメモリーカードを含む)です。

 

「α9 III」の予想価格

 

「α9 III」の市場想定価格は88万円前後となっています。

 

関連動画

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富士フイルム instax mini Evo (チェキ) メリット/デメリット,評判/口コミ

富士フイルム instax mini Evo (チェキ)

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富士フイルム(FUJIFILM)のチェキ「instax mini Evo」が今売れています。

今回の記事では、そのメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2023年10月12日

チェキとはどんなカメラ?

富士フイルムのインスタントカメラのイメージ画像

チェキとは、富士フイルムが販売している、フィルム式のインスタントカメラです。

日本では「チェキ」という愛称で親しまれていますが、正式名称は「instax」となっています。

チェキは、写真を撮ったその場でプリントアウトできるのが大きな魅力です。

薬剤が専用のインスタントフィルムの内膜に浸透して現像される仕組みになっているため、インク交換などは不要です。

初代のチェキが発売されたのは1998年で、女子高生の間などで、爆発的にヒットしました。

しかし、2000年代中盤ころになると、デジタルカメラな普及していったこともあり、人気が急落していきました。

日本ではその後、昔流行った懐かしい商品として一部の人に思い出されるのみで、大衆には徐々に忘れ去られていきそうな状況でした。

しかし、近年、このチェキの人気が再燃しています。

人気が再燃した理由として考えられるのは、下記の2点です。

  • 若年層が「フィルムを使って撮影して現像して写真を手にする」というアナログな撮影体験を新鮮に感じている。
  • 現像した写真をその場で見て友達と一緒に盛り上がれる。

 

instax mini Evoはどんな機種?

instax mini evo

※画像引用元: FUJIFILM公式サイト

instax mini Evoは、2021年12月3日に発売された、チェキの最上位モデルです。

カードサイズのミニフォーマットフィルムに対応しています。

背面の3.0型LCDディスプレイを見ながら撮影して、好きな画像を選んでプリントできます。

スマートフォン専用アプリ「instax mini Evo」を使えば、本体をスマートフォンプリンターとして活用できる「ダイレクトプリント機能」を利用できます。

instax mini Evoの基本スペック

  • 撮像素子

 1/5型CMOS原色フィルター

  • 記録画素数

 2560×1920ドット

  • フィルムサイズ

 86×54 mm

  • 焦点距離

 f=28mm(35mmフィルム換算)

  • 絞り

 F2.0

  • フォーカス

 シングルAF(AF補助光付き)

  • 撮影可能距離

 10cm~∞

  • プリント機能の露光画素数

 1600×600ドット(アプリからの印刷時は800×600)

  • 記録メディア

 内蔵メモリーとmicroSD/SDHCメモリーカード

  • 使用フィルム

 インスタントフィルム instax mini

  • 本体サイズ

 87mm×122.9mm×36mm(突起部を除く)

  • 重量

 約285g

 

 

instax mini Evoのメリットとデメリット

instax mini Evoのメリットや魅力

instax mini Evoには、「ソフトフォーカス」「光漏れ」「ビネット」「魚眼」などの10種類のレンズエフェクトと、「モノクロ」「レトロ」「ビビット」「淡い」などの10種類のフィルムエフェクトを搭載しており、レンズエフェクトとフィルムエフェクトを組み合わせることで「100通りの撮影エフェクト」を楽しめます。

また、フィルムへの露光密度が従来の2倍に高まっており、さらなる高画質を実現しています。色彩を豊かに表現できる「instax-Rich モード」と、柔らかな雰囲気を楽しめる「instax-Naturalモード」を好みに合わせて選択可能です。

本体のレトロなデザインも非常に魅力的です。レンズダイヤルやフィルムダイヤル、プリントレバーなど、細部までアナログな操作を楽しめるように設計されています。

さらに、既述のとおり、スマートフォン専用アプリ「instax mini Evo」を使えば、本体をスマートフォンプリンターとして活用できます。それだけでなく、プリントした写真を、instaxフレーム付き画像としてスマートフォンに保存できる「プリント画像保存機能」も搭載されています。

instax mini Evoのデメリットや欠点

これはチェキ全般に言えるデメリットですが、デジカメとは違ってフィルム代がかかるのが難点ですね。1枚あたり70~80円くらいします。

また、スマホに画像を保存できる機能にやや難点があります。実際にプリントしたことのある写真だけが転送可となっているのです。プリントしていない写真もスマホに転送できたら、もっと便利でしょうね。

 

instax mini Evoの評判や口コミ

「口コミ」や「評判」をイメージさせる画像

Twitter(X)上での評判・口コミ

YouTube上での評判・口コミ

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【レビュー】PowerShot G7 X MarkIII メリット・デメリット, 評判・口コミを徹底解説!

PowerShot G7 X MarkIII

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CANON(キャノン)の「PowerShot G7 X MarkIII」は、スマホのカメラが進化している中でも売れて続けている、人気のコパクトデジタルカメラ(コンデジ)の1つです。

今回の記事では、PowerShot G7 X MarkIII(以下、「G7 X MarkIII」と表記)のメリット・デメリット, 評判・口コミをレビューしていきます。

※記事の最終更新日: 2023年9月13日

G7 X MarkIIIはなぜおすすめ?

コンデジだからこそ実現できる、スマホにはない強みとは

現在、スマホのカメラのクオリティが格段に向上しており、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の人気は下がり続けています。

確かに、スマホできれいな写真を撮れるのであれば、わざわざコンデジを買ったり持ったりする必要性はないでしょう。

ただ、こうした状況でも、スマホにはない強みを持ったコンデジは売れ続けています。

その強みとは、以下の3つです。

①最新のスマホより高画質

②高倍率ズーム

③防水・耐衝撃性能

の3つです。

これらの3つの強みのうちどれか1つでも備えているコンデジは、今でも売れ続ける傾向にあります。

G7 X MarkIIIはこのうちの、最新のスマホより高画質という特徴を備えています。

1.0型のセンサーを使用しており、最新のハイエンドのスマホよりも大きいセンサーとなっています。

このコンデジとしては大型のセンサーに加え、最小F値1.8の大口径の明るいレンズを搭載しているため、現在のところ、どのスマホよりも良い画質の写真を撮ることが可能です。4.2倍の光学ズーム性能もあります。

 

 

※G7 X MarkIIIよりもさらに高画質のコンデジは他に存在しますが、価格が高かったりズームができなかったりという難点があります。「こうした難点があってもいいので、コンデジの中で最強レベルの画質を求める」という方には、以下の記事がおすすめです。

【最新】おすすめの単焦点の高級コンデジを画質やコスパの観点からご紹介! - 東京フォト鉄道

 

なお、②高倍率ズーム③防水・耐衝撃性能を強みについているコンデジでおすすめの機種は、以下の記事で解説しています。

②高倍率ズーム

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③防水・耐衝撃性能

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G7 X MarkIIIの基本スペック

G7 X MarkIIIの基本スペックは、下記のとおりです。

  • センサー:1型CMOS (積層型)
  • 有効画素数:2010万画素
  • 焦点距離:8.8~36.8mm (フルサイズ換算で24~100mm)
  • 光学ズーム:4.2倍
  • F値:F1.8~F2.8
  • 感度:ISO125~12800 (拡張25600)
  • 最短撮影距離:5cm(標準), 5cm(マクロ)
  • 液晶モニター:3型, 104万ドット
  • ファインダー:無し
  • 手ブレ補正機構:光学式
  • 端子:USB Type-C, HDMIマイクロ端子
  • 大きさ:105×60.9×41.4mm
  • 総重量:304g
  • 実勢価格:9万~10万円くらい

 

G7 X MarkIIIのメリット・デメリット

メリットや魅力

高画質

コンデジとしては大型の1.0型の積層型CMOSセンサーと、F1.8~2.8の明るいレンズの組み合わせで、スマホでは到底かなわない高画質を実現しています。

手ブレ補正が優秀

回転軸、水平回転軸、縦回転軸、上下、左右に対応する5軸タイプで、補正能力はかなり高いです。約4段分の効果があるとのこと。

NDフィルターを内蔵

NDフィルターを内蔵しており、ON/OFF の切り替えで減光3段分の効果を得られます。

チルト液晶

背面のモニターが上側に約 90 度、下に約 45 度回転できるチルト式となっていて、とても便利です。

グリップが付いている

コンデジではグリップがないタイプのものも多くありますが、G7 X MarkIIIにはしっかり付いており、ホールド感は良好です。

Vlogにも使いやすい

2021年の秋、ファームアップにより動画撮影モードに「Video Blogモード」が追加され、Vlog撮影用にも使いやすいです。特に、露出とピントの切り替えの速さは高く評価されています。

 

デメリットや欠点

ファインダーがない

ファインダーつまり覗き窓がなく、背面モニターを見ながら撮影するしかありません。日光の下などでは、モニターが暗くなってしまい、見づらくて不便という場面はあると思います。

ライブ配信機能がイマイチ

ライブ配信機能が付いていますが、YouTube限定で画質にも制限があり、バッテリーの弱さもあり、まともに使えないようです。

 

G7 X MarkIIIの評判や口コミ

ツイッター (X) 上の評判・口コミ・作例

YouTube上の評判・口コミ

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【レビュー】LUMIX DC-GX7MK3 メリット,デメリット/評判,口コミ

【レビュー】LUMIX DC-GX7MK3

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今回の記事では、僕が1年半ほど使った、パナソニックのマイクロフォーサーズのミラーレス一眼「LUMIX DC-GX7MK3 (GX7 MarkⅢ)」(以下、GX7MK3)のレビューをしたいと思います。

良かった点と不満に感じた点をご紹介します。また、巷での評判や口コミもも掲載します。

※記事の最終更新日: 2023年9月5日

【結論】LUMIX DC-GX7MK3はおすすめか?

【結論】LUMIX DC-GX7MK3はおすすめか?

最初に、総合評価というか、結論を言うと、GX7MK3はおすすめできるカメラです。高性能ながらも小型なので、スナップ写真(ストリートフォト)の撮影にピッタリ。

 

LUMIX DC-GX7MK3の基本スペック

LUMIX DC-GX7MK3の基本スペック

【LUMIX DC-GX7MK3の基本スペック】

  • センサー:マイクロフォーサーズ, LiveMOS
  • 有効画素数:2,030万画素
  • 感度:ISO200~25,600 (拡張: ISO100)
  • 連写:約9コマ/秒(AFS時), 約6コマ/秒(AFC時)
  • 液晶モニター:3型, 124万ドット, チルト式
  • ファインダー形式:LVF, 1.39倍
  • ローパスフィルターレス:〇
  • 手ブレ補正:5軸4段
  • タッチパネル:〇
  • ゴミ取り機構:〇
  • 内臓フラッシュ:〇
  • フォーカスポイント:49点
  • 端子:microUSB2.0, HDMIマイクロ
  • 大きさ:124×72.1×46.8mm
  • 重さ:407g
  • 実勢価格:新品70,000円/中古45,000円 程度

 

LUMIX DC-GX7MK3の良い点(メリット)

LUMIX DC-GX7MK3の良い点

  • 画質に満足。シャープでコントラストの高い、力強い描写性能があるように感じます。
  • 「L.モノクロームD」というモノクロモードが面白いです。従来のモノクロよりもコントラストを強くしたような描写で、粒状感を設定してフィルム写真のような仕上がりにすることもできます。
  • チルト液晶が便利。自撮り撮影をすることがない僕はバリアングルよりもチルト式の方が好きです。なぜなら、ローアングルやハイアングルで撮影する時に液晶を傾けるだけで良いからです。バリアングルだと液晶を開いて回転させて...と手間がかかります。

LUMIX DC-GX7MK3の良い点

  • ちなみに、GX7MK3には「チルトEVF」という可変式のファインダーが搭載されているのも目玉になっていますが、僕はあまり使うことがありません。ただ、使う人によってはかなりのメリットになっているようです。

 

 

LUMIX DC-GX7MK3の不満な点(デメリット)

LUMIX DC-GX7MK3の不満な点

  • GX7MK3は手ブレ補正の効きがイマイチに思います。以前使っていた、同じ5軸4段手ブレ補正機構が搭載されている「オリンパス OM-D E-M10 MarkⅢ」の方が効き目が良かったように感じています。

 

LUMIX DC-GX7MK3の評判や口コミ

LUMIX DC-GX7MK3の評判や口コミ

GX7MK3は、巷でもなかなか高い評価を獲得しています。

例えば、価格コムでは、ボディ単体の製品について4.29点の満足度、標準ズームレンズキットについては4.63点の満足度を獲得しており(※)、かなり評価が高いことがわかります。

※2023年8月12日現在

ツイッターでもよい口コミが多数上がっています。

 

 

関連動画

LUMIX DC-GX7MK3 (GX7 MarkⅢ) 沈黙のレビュー

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オリンパス OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅢ 沈黙のレビュー

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