パナソニックのマイクロフォーサーズカメラのフラグシップ機「LUMIX DC-G9 PRO」(以下「G9 PRO」)は、後継モデル「LUMIX G9 PRO II」が登場し、公式ウェブサイトで生産終了と発表されました。
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「G9 PRO」は古い型落ちモデルとなったことで、相場がついに9万円ほどになりました。市場にはまだ在庫が残っているようです。
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2017年に登場したこのパナソニックのミラーレスカメラは、2000万画素の4/3型 Live MOSセンサーを備え、度重なるファームウェアアップデートで被写体検出AFやプリ連写、ハイレゾモードなどが実装されています。
当初は20万円と高価でしたが、その後、急速に価格が下がり、10万円くらいの価格帯となりました。
10万円付近の価格帯としては、コストパフォーマンスが非常に高く、多くの人に愛用されてきました。それが今回、9万円ほどの価格になり、さらにお買い得のカメラになったわけです。
オートフォーカス性能に特別こだわらないならば、今でも十二分に使えるカメラです。
9万円の価格帯の他の製品としては、「LUMIX G99」や「OM-D E-M10 Mark IV」などがあることを考えると、価格に対して相当に高機能なカメラであることが分かります。
後継機の「LUMIX G9 PRO II」が約23万円ですから、「G9 PRO」はその4割ほどの価格で購入できることになります。旧世代と新世代でここまで価格に差が生まれるのは珍しいことではないでしょうか。
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