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三愛ドリームセンターの歴史や広告主の変遷【写真ブログ】

三愛ドリームセンター

撮影日: 2021年11月11日

東京メトロ銀座の近くにある三愛ドリームセンターの歴史や広告主の変遷についてご紹介する。

※使用機材:HUAWEI NOVA 5T

※記事の最終更新日: 2023年10月28日

 

三愛ドリームセンターとは?

三愛ドリームセンター

三愛ドリームセンターの周辺地図

三愛ドリームセンターとは?

三愛ドリームセンターは、東京都中央区の銀座にある商業施設のビルである。

中央通りと晴海通りの交わる銀座四丁目交差点に面しており、東京メトロ銀座駅のA1,A2出口のすぐ近くに位置する。

通称は「三愛ビル」。

三愛ドリームセンターの歴史

リコーの創業者・市村清が1946年に、旧六十九銀行銀座支店跡地に地上2階建ての「三愛ビル」を建設したのが、三愛ドリームセンターの歴史の始まりである。

市村清は奈良の「法隆寺五重塔」をヒントにして、「建物中心に大きな柱を立ててビル全体を総ガラス化させた円筒型のビル」を考案し、1960年代に「三愛ビル」を改築した。

その時、名称を一般公募にして、「三愛ドリームセンター」に決定した。

三愛ドリームセンターには60年以上の歴史があったわけだが、2023年2月1日、老朽化が激しいことを理由に、リコーは建て替えを発表。

2023年から2年ほどかけて解体し、2027年に新しいビルが竣工する予定。

 

三愛ドリームセンターの広告主の変遷

「銀座四丁目」の交差点(銀座通り✕晴海通り)。

上の写真中央に写っている円柱形のビル(三愛ドリームセンター)の最上部には、三愛リコー三愛グループを形成しているRICOHの広告が大きく表示されている。

なお、このビルが開業した1963年から1990年までは三菱電機が広告主だった。

1990年に三愛の自社広告に変更された。

1994年12月からコカ・コーラ、2000年3月からサントリー、2004年3月からボーダフォンと広告主が入れ替わった。

RICOHが広告主になったのは2006年12月からである。

昭和40年代頃の三愛ドリームセンター

 

平成10年頃の三愛ドリームセンター

 

関連動画

三愛ドリームセンターの解体状況

www.youtube.com

 

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