練馬区は、2024年度の予算案で、大江戸線延伸事業と新駅周辺のまちづくりに力を入れることを発表しました。
大江戸線は、光が丘から東所沢まで延びる予定で、練馬区内には3つの新駅ができます。これは、鉄道空白地域の解消と区の発展にとって必要不可欠な事業だと区は主張しています。
なお、新しくできる予定の3つの駅の仮称は、土支田駅、大泉町駅、大泉学園町駅です。
区は、延伸事業のために30億円の基金を追加し、合計80億円を確保しました。また、新駅予定地には、駅前広場や商業施設などの拠点整備に2496万円を投入するとしています。
新駅周辺のまちづくりは、都市計画道路沿いの地区計画や用途地域の変更などを行い、駅前にふさわしい活気ある街にするという目標です。
特に大泉学園町駅予定地周辺では、地元の協議会と協力して、西地区と東地区に分けて再開発を検討しています。
2025年度には、再開発準備組合を設立する予定です。
大泉町駅予定地周辺や補助233号線沿道地区でも、新たな拠点整備や大泉学園通りの整備を進めるとしています。
練馬区は、区民や各種団体と連携して、大江戸線延伸の実現に向けて積極的に活動していくと表明しました。
◆参考記事
「大江戸線延伸」2024年度はかなり具体化? 基金積み増し、新駅予定地まちづくりも加速へ | 乗りものニュース