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窓口混雑問題解消!通学定期券購入手続きが簡素化される!

日本人の高校生が改札口の前でピースをしている。

JR東日本は、2024年4月1日(月)以降、通学定期券の購入手続きを入学時などに一度行えば、卒業まで継続して購入できる新しい取り扱いを開始します。

※記事の最終更新日: 2024年1月18日

 

通学定期券購入手続きの簡素化は窓口混雑解消につながる

割引額の大きい通学定期券の購入時には、通学証明書や通学定期乗車券購入兼用証明書などを駅係員に提示する必要があります。不正を防止するためです。

この証明書の提示は、今までは年度が変わる度に窓口で係員に対して行う必要がありました。でも、今回の新たなシステムにより、一度手続きをすれば卒業まで不要になります。

対象となるのは、磁気定期券、Suica定期券、モバイルSuica定期券、新幹線通学定期券「FREXパル」、および他の鉄道会社線との連絡定期券です。

既述のとおり、証明書の提示は窓口で係員に対して行わなければなりませんが、今は窓口の数がどんどん減っているため、春の時期にはかなり窓口が混雑して行列になっていました。しかも、最寄りの駅に窓口がない場合には、窓口のある大きな駅までわざわざ出向かなければならない人もいました。

このようなわけで、電車通学の学生たちにとって、通学定期券の購入はかなり面倒くさいイベントになっていたわけです。

でも、今回の変更で、そのような煩わしい手間がなくなります。

JRとしても、窓口業務の負担が減るのでメリットがあるということでしょう。

もちろん、退学した等の理由で学生ではなくなった人も卒業予定年まで買えてしまうというリスクはありますが、それは大した問題ではないでしょう。

 

注意点

2023年度中に購入した場合は、2024年度以降に係員による確認が一度必要です。

なお、自宅住所の変更により通学区間が変わる場合なども、有効な通学証明書を持参して改めて新しい通学定期券を購入する必要があります。

 

通学定期券の購入はSuicaアプリでも可能

通学定期券の購入はSuicaアプリでも可能です。この場合、有効な通学証明書などをアップロードし、予約操作を行った後、サポートセンターで内容が確認できれば、アプリから購入が可能となります。

同様のサービスはモバイルPASMOでも提供されます。これは2024年4月1日以降、東急電鉄、西武鉄道、東京メトロなどで利用可能です。

 

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