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カメラで撮った夜景写真の魅力は肉眼で見る夜景の魅力には到底かないませんが、撮影方法によっては感動を呼ぶ写真になるかもしれません。
ここでは、ミラーレス一眼など、マニュアル操作ができるデジタルカメラで夜景を撮る方法、おすすめの撮影の設定について解説します。
※記事の最終更新日: 2024年9月23日
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夜景の撮り方:撮影モード
撮影モードは「マニュアル」にした方が良いです。
マニュアルモードであれば、シャッタースピードを少しずつ変えながら試し撮りして、ちょうどいい明るさになる設定を探すことができます。
夜景の撮り方:F値(絞り値)
フルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラの場合はF8~11、APS-Cの場合はF5.6~8、マイクロフォーサーズの場合はF4.0~5.6に設定するのが、個人的におすすめです(レンズによって多少異なる)。
関連記事: 風景写真を撮るのに最適なF値
夜景の撮り方:ISO感度
今のカメラは性能が高くなっており、例えばフルサイズセンサーのカメラであればISO感度を3200〜6400くらいまで上げてもノイズがあまり目立たちません。
それでも、ISO感度はなるべく抑えるに越したことはないでしょう。
僕はいつもISO感度100~200で撮影しています。
ISO感度を下げるとシャッタースピードを遅くしなければなりませんが、三脚を使えば手ブレすることはありません。
関連記事: カメラのISO感度とは?
夜景の撮り方:シャッタースピード
シャッタースピードは撮影の条件によって変わります。夜景自体がどれくらい明るいのか、完全に日が沈んでいるのか、夕暮れ時なのか、といった条件によってです。
基本的には、F値とISO感度の設定を固定して、シャッタースピードを少しずつ変えながらちょうどよい明るさになる設定を探していくのが良いでしょう。
夜景の撮り方:ホワイトバランス
ホワイトバランスの設定は、「白色蛍光灯」のモードにすると少し青みがかった画像になり、夜景らしい写真に仕上がるのでおすすめです。
それがあまり好みではない場合は、「オート」でも綺麗に撮れたりするので、試してみましょう。
トワイライトの空を背景に夜景を撮る場合には、「太陽光」の設定にすると、少し赤みがかった写真になり、「トワイライト感」を強調できます。
前述の通り、夜景写真は、肉眼で夜景を眺める時ほどの感動を与えてはくれません。
でも、なるべく綺麗に撮ることで人の心を動かす写真に仕上げることが可能なので、今回ご紹介したおすすめの設定をぜひ試してみましょう。
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