撮影日: 2003年1月12日
以前、青春18切符旅行で行った山形県山形市にある「文翔館」という建物がとてもレトロで良かったので、写真を掲載する。確か、JR山形駅から歩いて行ったが、20分以上かかったと思う。
「文翔館」は愛称であり、正式名称は「山形県郷土館」。建物は、元々は「山形県庁舎及び県会議事堂」であった。当時の県総予算の4分の1である40万円を投じて1916年に建てられた。創建した時から稼働している時計塔の機械式大時計は「札幌市時計台」に次いで日本2番目の古さを誇るそうだ。
1970年代に県庁と県会議事堂は別の場所に移転となったが、1984年に当建物が国の重要文化財に指定されたことを受け、1986年に修復工事と周辺を緑地公園に整備する事業が始まり、 1995年9月に完了した。そして、同年10月1日に「山形県郷土館」としてオープンした。
山形県旧県庁舎。
山形県旧県会議事堂。
旧県会議事堂側から見た旧県庁舎。
建物の中。
※使用機材:OLYMPUS C-700 Ultra Zoom
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