JR四国・予讃線が乗り入れている松山駅の構内や駅舎、周辺の風景写真をお送りする。
写真を撮影した2021年時点では、松山駅は「しょぼい」という評判だったが、2024年9月29日に新駅舎が開業し、その汚名返上をできるかが注目されている。
※記事の最終更新日: 2024年12月6日
- JR松山駅周辺の印象(しょぼい?)
- JR松山駅の周辺地図
- JR松山駅の写真(2021年撮影)
- JR松山駅の新駅舎が2024年9月29日にオープン!
- JR松山駅の新駅舎の写真(2024年撮影)
- 松山駅の関連動画
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JR松山駅周辺の印象(しょぼい?)
JR西日本の予讃線が乗り入れている松山駅(愛媛県)。県庁所在地かつ四国最大都市の駅としては、しょぼい印象があるのは否めない。
駅舎は小さいし、周囲の街もあまり発展していない。ちなみに、JRの人口30万人以上の都市の中心駅で唯一自動改札機がないらしい。
◆松山駅の改札口↓
調べてみると、松山市の中心的存在となっているのは当駅ではなく、私鉄(伊予鉄道)の松山市駅だそうだ。
なので、松山市駅周辺はもっと発展している。
◆松山市駅の記事
伊予鉄道 松山市駅【周辺風景の写真と出口案内】 - 東京フォト鉄道
JR松山駅周辺に何があるか
■出口案内
- 松山市民病院
- 伊予銀行 松山駅前支店
- 松山宮田郵便局
- 松山南江戸町郵便局
- 松山東警察署 松山駅前交番
- 宮田町
- 大手町2丁目
- 三番町8丁目
- 南江戸1丁目
- 辻町
JR松山駅の周辺地図
JR松山駅の写真(2021年撮影)
※撮影日: 2021年7月24日
※使用カメラ: LUMIX GX7Ⅲ + LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
松山駅がしょぼいことについて述べたが、三角屋根の駅舎や木製の改札口はレトロで味わいがある。
どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれて、個人的には好きである。
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写真を見て懐かしい気持ちになる-「ノスタルジー」にはどんな効果があるのか? - 東京フォト鉄道
東側(表玄関)
改札口
ホーム
JR松山駅の新駅舎が2024年9月29日にオープン!
JR松山駅は、2024年9月29日に新駅舎が開業した。この新駅舎の建設の目的は、県庁所在地としての松山駅の評価を向上させること。
新駅舎は、地上2階建てで延べ床面積約6500平方メートルを誇り、待合室は旧駅舎の2倍の広さとなる200平方メートルに拡張される。また、QRコード対応の自動改札機やジェンダーフリーのトイレも設置され、利便性が大幅に向上する見込み。
新駅舎の開業に伴い、松山駅は高架化され、ホームも3線から4線に拡張される。これにより、8両編成の列車にも対応可能となり、安全対策としてホームにはSOSボタンが14カ所設置。さらに、県産木材を使用したデザインや砥部焼のタイルをあしらったトイレなど、地域の特産品を活用した工夫も施されている。
しかし、新駅舎の開業と同時にJR四国は運転士不足を理由に香川県と愛媛県で1日あたり17本の列車を減便することも発表。これは長年の構造的な赤字や給与抑制が影響しており、若手運転士の離職が相次いでいるためだ。このような背景から、新駅舎の開業が松山駅の評価向上につながるかどうかは今後の運営状況に依存していると言えよう。
この新しい駅舎によって、松山駅が「県庁所在地の駅としてはしょぼい」とされてきた過去から脱却し、現代的で利便性の高い交通拠点として生まれ変わることを多くの人は期待している。
JR松山駅の新駅舎の写真(2024年撮影)
※撮影日: 2021年7月24日
※使用カメラ: LUMIX GX7Ⅲ + LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II
取り壊される予定の旧駅舎
まだ旧駅舎が残っているが、これは取り壊される予定。
中に入ると、旧駅舎や地上の線路がもう使われていないことを実感する。
新駅舎東側
新駅舎の姿(東口)が見えた。旧駅舎が取り壊されたら、これが松山駅の顔となる。
新駅舎の構内
新駅舎西側
旧駅舎では東口からしか出入りできなかったが、新駅舎では西口が設けられて、西側からの出入りも可能になった。
西口の駅前は今は非常に寂しい風景となっているが、駅前広場が整備される予定となっている。
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